長崎・新戸町にレモンケーキ専門店「レゾンデートル新戸町店」(長崎市新戸町2)がオープンして、1月19日で半年を迎えた。
2020年に兵庫県姫路市にオープンしたスイーツ店の九州1号店として、レモンケーキを専門に扱う同店。看板に描かれている猫は本店オーナーの愛猫で、以前営業していたカフェバーの看板猫としても親しまれてきた「ひじきちゃん」をモチーフに、胸に抱いているエッフェル塔で、店の世界観である「フランス・パリ」を表している。
パリ郊外の菓子店をイメージしたという店内には、さまざまな種類のレモンケーキが所狭しと並ぶ。原料のレモンはワックスや防カビ剤などを使わない瀬戸内産のレモンを使い、北海道産の小麦粉やバターなど素材にこだわる。低温でゆっくり焼き上げることで「しっかりとレモンを感じる味わいに仕上げ、爽やかな余韻を引き出すとともに、常温ではフワッと、冷やすとモチっとした食感を目指している」という。
レモン型とマドレーヌ型、カヌレ型の3種類のレモンケーキを用意。カヌレ型はレモンだけでなくストロベリーやパッションフルーツなどの季節の果物のフレーバーやカカオ、紅茶などと組み合わせたものを取りそろえる。単品のほか贈答用に小箱に入ったセットも用意する。
オーナーの塚元順子さんは「オープン当初から女性客を中心に家族や会社でのプレゼント用として買い求める男性客の姿も多い。九州ではまだ数店舗しかないため、旅行ついでに遠方から訪れるお客さまの姿もある。『日常をぜいたくに変える幸せのギフト』として選んでもらえれば」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~(売り切れ次第終了)。