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新地中華街・桃華園跡に中華料理店 中華街にかつての活気戻したい

龍勝楼の外観

龍勝楼の外観

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 長崎新地中華街に1月17日、中華料理店「龍勝楼(りゅうしょうろう)」(長崎市新地町)がオープンした。

龍勝ちゃんぽん

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 赤い大きな看板と木彫りの龍の装飾、玄関のこま犬が目を引く外観の店はかつて中華料理店「桃華園」があった場所。当時の豪華絢爛(けんらん)な内外装を生かしてメンテナンスを施したという店内は中国の宮廷を思わせる細やかな装飾が施され彫刻が施された円卓や調度品が並ぶ。

 2階には、かつて披露宴などが行われていた大広間も完備。豪華な内装が残されていることから現在はリニューアルを進め、将来的に客室として開放する予定だという。

 オーナーの勝呂行秀さんは幼少期を中国・上海で過ごし、20歳のとき来日。中華街で中華料理店を営む叔父の下で働きながら大学に通った。大学卒業後は食品卸会社に就職し、料理人の要望に応じた食材を買い付けるバイヤーとして活躍。23年前、長崎市千歳町に居酒屋風上海料理店「上海台所SAKABA」をオープンした。

 「中華街に店を出すことが長年の夢だった」という勝呂さん。かつては飲食店がひしめき合っていたこの場所も、ここ数年は大型店の廃業が相次ぎ、閑散としていることを嘆いていた。「中華街に活気を取り戻したい」と一念発起して中華街への進出を決めた。店名には、店に残されていた調度品のモチーフとして多く使われている龍と自らの名前から一文字取った。

 同店ではオーダー用のタブレット端末も導入。勝呂さんは「飲食店の閉店ラッシュには深刻な人手不足も原因。スタッフの負担を軽減することで接客にも力を入れ、満足度の高いサービス提供にも力を入れたい」と笑顔を見せる。

 店では、有名店やホテルで経験を積み、北京料理をはじめ、広東料理や四川料理など中華料理の幅広いジャンルをこなす料理長が腕を振るう。鶏ガラを10時間以上煮詰めてだしを取った「龍勝ちゃんぽん」や、中国から取り寄せたサンショウなどのスパイスを使い「辛さの中にも奥深い味わいを楽しむことができる」という四川風「マーボー豆腐」(以上1,000円)などのメニューを取りそろえる。

 営業時間は11時~14時30分、17時~20時30分。

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