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長崎・浜町にラーメン店「佐々木麺之介」 早くも行例の絶えない店に

鶏ガラにカツオやイリコなど魚介を合わせたしょうゆベースの「中華そば」

鶏ガラにカツオやイリコなど魚介を合わせたしょうゆベースの「中華そば」

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 ラーメン店「佐々木麺之介」(長崎市浜町)がオープンして、3月11日で2カ月を迎えた。

つけ麺

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 オープン以来、行列が絶えない店になっている同店。店主の佐々木さんは四川料理の専門店で10年ほど経験を積んだ後、30歳で独立して飲食店を開業。その後、店を畳んで料理人として9年ほどさまざまな店で経験を積み、3年前に浜町の雑居ビルにオープンしたラーメン店の料理人として携わっていた。コロナ禍の影響などでラーメン店は昨年閉店したが、常連客らからSNSなどを通じて復活を望む声が寄せられていた。

 「復活を望む声に応えたい」と考えていた佐々木さん。SNSで食事券の事前販売を呼びかけたところ想像以上の反応があり、80万円ほどの資金が集まったことから「料理人として30年目を迎えるこのタイミングで覚悟を決めよう」と店を構えることを決めた。

 メニューは「中華そば」(850円)と「つけ麺」(1,000円)のほか、月替わりの変わり種ラーメンを用意。3月はウニを使ってクリーミーに仕上げ、追いうにごはんを添えた「うにらーめん」(1,500円)を提供している。いずれも鶏ガラにカツオやイリコなど魚介を合わせたしょうゆベースで、佐々木さんの知人が営む「いろは精肉店」(賑町)が扱う「雲仙活(い)き活きポーク」を使い、店で仕上げるチャーシューを添える。つけ麺には昆布を刻んで仕込んだ「昆布水」を絡めることで「食感に変化を出す」工夫も。いろは精肉店では国産和牛も扱うことから、「炙(あぶ)り肉寿司(ずし)」と「極 和牛丼」(以上500円)などをサイドメニューに用意した。

 ほぼ毎日、開店から2~3時間で売り切れとなっていることから、佐々木さんは「わざわざ来てもらっているのにお断りするのは申し訳ないが、多くの方に来店していただいてうれしい限り。オープンに向けて支援してもらった方々の期待に応えられるよう頑張っていきたい」と意気込む。

 営業時間はランチ11時30分~、18時~(いずれもスープがなくなり次第終了)。

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