熟成焼き芋と芋スイーツの専門店「芋ぴっぴ。平和公園店」(長崎市松山町)が7月14日、オープンした。
2021年3月に愛媛県にオープン以来、全国に24店舗を展開する同店。九州では4店舗目で、長崎県内初出店となる。
提供するサツマイモは温度・湿度などの環境を管理して3カ月間長期熟成することでデンプンの糖化を促進させていることから、糖度50%以上の「ねっとりと甘みの強いサツマイモが特徴」だという。低温で時間をかけて焼き上げた「極密熟成やきいも」(100グラム、220円~)や焼き芋を使ったスイーツをそろえる。薄切り焼き芋に濃厚バニラアイスやホイップクリームをのせ、客の前で極細紫芋を搾って提供する「1mm絹糸の紫芋とアイス」(1,300円)は「映える」と人気で、開店直後からアイスを求めて来店する客の姿が見られた。このほか、「焼き芋ブリュレ」「焼き芋ハニーバター」「焼き芋アイス」(以上680円)などの芋スイーツを並べる。
店長の竹田好伸さんは「地元客だけでなく近くにある平和公園や爆心地公園などの観光地を訪れる旅行客にも旅の合間に楽しんでもらいたいと出店を決めた。芋スイーツを求めて20~30代の女性を中心に地元客にも多く来店してもらっている」と話す。
「夏にピッタリ」という「冷やし芋」の販売も始めた。竹田さんは「平和公園店オリジナルメニューの開発も進め、おいしい焼き芋を楽しんでもらえる店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は12時~。