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長崎で今年も「長崎居留地まつり」 居留地の歴史と景観で地域の魅力伝える

来場を呼びかける実行委員会のメンバー

来場を呼びかける実行委員会のメンバー

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 長崎市の東山手・南山手などがある居留地エリアで9月16日~18日、「第28回 長崎居留地まつり」が開催される。

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 居留地は1858年に横浜や函館、新潟、神戸と並ぶ自由貿易港として開港したことから形成された外国人居住地。1899(明治32)年に廃止されるまでの期間に多くの洋風建築物が建てられ、石畳など遺構が今も数多く残されている。長崎では東山手や南山手、大浦などの一帯が「長崎居留地」として栄えた。

 同イベントは、居留地エリアで1979(昭和54)年に始まった「グラバー園まつり」と1991(平成3)年に始まった「エキゾチック山手」、1992(平成4)年から行われている「アルキメデス探偵団」の3つのイベントを一つに合わせて1995(平成7)年9月に開催した「グラバー園&居留地まつり」が起源。翌年から「長崎居留地まつり」として東山手・南山手地域が一体となった住民参加型のイベントとして、歴史と景観を観光資源として生かすと同時にまちづくりにつなげる取り組みとしてスタート。初めは長崎市が企画したイベントを地域が受け持つ形で運営していたが、現在では実行委員会が主体となってイベントを企画。「ひと まち せかい 居留地を愛し人とつながり世界につながる」をテーマに、コロナ禍ではオンライン開催も取り入れ、居留地エリアの地域をステージに毎年開催してきた。

 期間中、恒例となっている「グラバー顕彰式」や「グラバー坂駆け上がり大会」などを行うほか、居留地エリアの各施設でさまざまなイベントを行う。併せて、夜には参加店で1ドリンクとタパスを楽しむ食べ飲み歩きイベント「長崎居留地BAR-GAI(バルガイ)」なども開催する。

 このほか、イベントのスタートに合わせて年内利用可能な居留地エリアの飲食店で利用できるプレミアムクーポンや南山手グラバー上り坂の各店で利用できる土産クーポンも販売。

 地元事務局として参加する梅元建治さんは「3年ほど前から長崎居留地歴史まちづくり協議会が、歴史を生かしたグランドデザインとアクションプランを策定するなど、時代と世代を超えた持続可能なまちづくりに取り組んできた。毎年6月頃から準備を進め、地域で取り組むイベントだが、地域のコミュニティーづくりにも大きく貢献している」と話す。

 桐野耕一実行委員長は「居留地は夢を持った外国人が移り住みチャレンジする場所だったからこそ、若い人の挑戦の場であってほしいという思いがある。地元で生まれ育った人たちだけでなく、居留地に住み始めて活動に参加している若い人などの企画も取り入れながら地域を盛り上げている。多くの人に居留地を訪れてもらい、地域の魅力を感じてもらえれば」と来場を呼びかける。

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