松が枝公園(長崎市松が枝町)で11月25日、イルミネーション点灯式が行われた。
公園がある大浦エリアを明るくともすクリスマスイルミネーションは大浦青年会や北大浦地区コミュニティ協議会いきいき元気グループら地域の住民らが2003(平成15)年から毎年クリスマスシーズンに開催。今年で21回目を迎える。
点灯式には、公園からあふれるほど多くの地域住民らが集まった。市立梅香崎中学校の吹奏楽部がクリスマスソングなどの演奏で会場を盛り上げ、17時30分に全員でカウントダウンすると公園の中心にあるクリスマスツリーとともに公園の周囲に飾り付けられたイルミネーションが一斉に点灯。クリスマスムードを盛り上げる、きらびやかな空間が広がった。
募金などの寄付で賄う同取り組み。今では多くの地域で住民らが主体となってイルミネーションを行い、クリスマスシーズンの景観に花を添えているが、同地区で地域おこしに取り組む梅元建治さんは「恐らく、この場所が長崎では先がけとなっているのでは」と話す。
居留地エリアでは12月、イルミネーションを活用して夜の街を楽しむイベントを予定。東山手・南山手の洋風住宅群でも毎年クリスマスシーズンに合わせてイルミネーションを開催していることから、「イルミネーションとともに周辺の街並みも楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
点灯時間は日没~23時30分。12月25日まで。