「AMU×五島 グルメフェア」が現在、アミュプラザ長崎本館と長崎街道かもめ市場の飲食店23店舗で開催されている。
みのりカフェで提供する「五島美豚の一口ヒレカツ定食」(1,859円)
地域の魅力を「食を通して最大限に表現する」という「長崎地域グルメフェア」の第1弾として開催する同イベント。美しい海に囲まれた五島市とコラボし、「五島の魚」「五島の肉」「五島の酒」など豊かな自然に育まれた同市の食材を使った特別メニューを提供している。
五島市は長崎から西に100キロメートルほどの海上に浮かぶ大小152の島々から成る五島列島の南西部にあり、列島最大の福江島を中心に久賀島、奈留島とその周辺の島々で構成。キリシタンの歴史が息づく美しい海に囲まれている。同市周辺の海域は全国トップレベルの漁獲量を誇る長崎県の中でも暖流と寒流が混ざり合うことで良質なプランクトンが発生し、潮の流れが早いことから水揚げされる魚は高い評価を受ける。
幻のブランド牛と呼ばれる「五島牛」のほか、イベントでは近年脚光を浴びている「五島美豚(びとん)」にもフォーカスを当てる。衛生管理を徹底したSPF豚認定農場で生産され、特有の臭いがなく、きめ細やかで柔らかい肉質で「上質なうまみの赤身とあっさりとした甘さがある脂身」が特徴。
このほか、五島市戸岐町に2022年に誕生した「五島つばき蒸留所」が手がけるクラフトジン「GOTOJIN」も紹介。キーボタニカルとなる島に咲く椿の実をはじめ17種類のボタニカルと20種類の原酒をブレンドし、裏山から湧き出る超軟水で引き立てる。
施設を運営するJR長崎シティ営業部の笠利水斗さんは「長崎街道かもめ市場や新館の開業で、これまでチェーン店中心だった飲食店街に地元の飲食店が多く参入したことから、これまで考えていた長崎の食材に着目したキャンペーンを企画し、多くの飲食店から賛同を得たことで実現した。それぞれの店で五島の食材を使った特色あるメニューがそろったのでは」と話す。
3月29日~31日にはかもめ広場で五島市の特産品を販売する「AMU×五島 マルシェ」も開催。物産展は10時~18時。
フェアは5月6日まで。