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長崎「町人町」プロジェクト発足-市と市民団体が長崎の和文化を発信

長崎の和の風情を発信。中島川かいわいを盛り上げる長崎夜市の様子(昨年)

長崎の和の風情を発信。中島川かいわいを盛り上げる長崎夜市の様子(昨年)

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 長崎市と長崎の市民グループ、商店街が協力して長崎の和の文化と歴史を情報発信する「長崎町人町(ちょうにんまち)推進協議会」(安達征治会長)を発足することが1月10日、発表された。

 同協議会は、長崎の「和」の歴史文化の発信に取り組む市民グループ 長崎1634、中通り商店街振興組合、長崎市で構成し、長崎国際コンベンション協会や長崎くんち塾なども協力する。長崎1634のメンバーは「長崎であいの会」の有志から成り、毎年開催されている長崎夜市実行委員会のメンバーも多いという。

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 長崎は歴史的背景から中華街や外国人居留地がある異国情緒豊かな観光都市として有名だが、中島川や中通り・寺町周辺は江戸時代から商人や職人が暮らしている地域で、代々受け継がれてきた伝統行事なども多い。これらの和の町人文化や食文化にスポットを当て、新しい観光推進とまちづくりを行うことを目的として活動する。

 長崎町人に受け継がれている年中行事としては10月に行われる長崎くんちが有名だが、その他にも長崎の生活文化に根ざした催事がいろいろある。それらを「長崎二十四節気」と名付け、季節に応じた風習や食材に着目した情報発信や体験イベントを予定するほか、寺院や神社・史跡を活用したまち歩きなども予定する。

 本格的な活動は4月の「灌仏会(かんぶつえ)」からを予定する。灌仏会とは、釈迦(しゃか)の誕生を祝い仏像に甘茶をかけて祝う仏教行事の一つで、多くの寺院に隣接する中通り商店街で実施する予定。

 ホームページやツイッターなどでの情報発信も予定する。問い合わせは同協議会の岩崎直哉さん(TEL 090-3325-4148)まで。