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長崎夜市に「東北ストリート」-岩手地酒試飲会や宮城県食品フェアなど

長崎夜市で長崎発祥のラムネを楽しむ子どもたち(昨年の写真)

長崎夜市で長崎発祥のラムネを楽しむ子どもたち(昨年の写真)

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 眼鏡橋を中心とした中島川周辺のエリア(長崎市魚の町)で8月6日・7日と8月20日・21日、「長崎夜市」が開催される。

中島川沿いの柳の下のベンチに座って祭り気分に浸る(昨年の写真)

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 長崎の夏の風物詩となっている同イベント。夕方から中島川沿いに、駄菓子、ラムネ、ヨーヨーすくい、くじ引きなど昔懐かしい縁日が立ち並び、昭和の風情を浴衣で楽しめる。二胡の演奏やマジックショーなどのアトラクションも行う。

 7日は長崎くんちの人気演目である銀屋町・鯱(しゃち)太鼓が登場する。鯱太鼓メンバーは以前、演奏方法で悩んでいたときに、陸前高田市民体育館で行われた太鼓フェスティバルの映像を見て大きな感銘を受けた経験を持つという。今回の演奏では被害を受けた陸前高田市へ向けて「命は鼓動から始まる」を合言葉に、全員一つになって太鼓を打つ。

 今年は東日本大震災の復興支援として「震災復興バザール」も併せて開催。フリーマーケットを行うほか「東北ストリート」と題し、「長崎ソカイネットワーク」と雑貨店「心風」の協力で岩手・宮城・福島各県にちなんだブースを設け、長崎から東北へエールを送る。

 長崎ソカイネットワークは、岩手県出身の佐藤ありさんが若おかみとして岩手県の地酒チャリティー試飲会を行うほか、福島県の喜多方ラーメンのチャリティー試食を実施。雑貨店「心風」は宮城県産食品を販売する。

 長崎大水害後の復興と中島川流域のにぎわいの創出を目的として行われていた「中島川まつり」を2006年に「長崎夜市」と題してグレードアップ。以来、長崎の夏の風物詩として心待ちにしている長崎市民も多い。

 開催時間は17時~21時。

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