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長崎・中町教会近くに書道スタジオ「スタート」-22時まで営業

福山嘉人さん

福山嘉人さん

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 長崎市の中町教会近くに2月4日、書道スタジオ「スタート」(長崎市中町)がオープンする。

書家「夏樹」さんに言葉を描いてもらう女性ら。後ろに見えるハタ(凧)に描かれている「始」の文字はアルファベットの「START」で作られている

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 店主の福山嘉人さんは鹿児島出身。20歳の時に就職で長崎に来たが、年数を経るたびに、ただ与えられた仕事をこなしているだけの自分の日課に疑問を感じ、自分ができることを探し始めた結果、幼いころ教室に通っていた書道にたどり着いた。「ところが職場に書道の道具を持っていくわけにもいかないし、仕事が終わる時間以降にやっている書道スタジオのようなものは見つからなかった。休日にしかできない不便さが開業するきっかけになった」と福山さんは振り返る。

 福山さんの実家は鹿児島で自営業を営んでいる。自分がやりたいことを手掛けたいという気持ちが強い福山さんは、家業を継ぐことでそれを実現しようとしたが、母親から「それは単なる甘え。外の世界を見てこい」と言われ、就職で長崎に来ることになったという。「サラリーマンを経験できたことはとても勉強になったが、6年ほどたったので、そろそろやりたいことを仕事にしよう」と昨年末で退職。オープンに向けて準備を始めた。

 「ここは書道教室とは違う。手本は一切ない。ここには道具がそろっていて、自由に書くことができる。書くフォントも自由。ともかく書きたいように思い切り書いてもらえればいい」と福山さん。白を基調とした店内にはゆったりと書道ができるスペースに道具がそろっているほか、洋服や雑貨、自然食品、クッキーなどの委託販売も用意されている。「別に書道だけにこだわっているのではなく、書道をきっかけに気軽に立ち寄ってもらえればいい。今回、たくさんの人との出会いを通じて、いろんな品物を置いてもらっている。仕事は楽しくないと情熱が冷める。将来は技術と熱い情熱を併せ持つ人たちと、ジャンルを問わずに小規模の店のネットワークを全国に作りたいと思う」とも。

 想定している客層は幅広い年代の女性。営業時間帯を22時までにしたのは福山さん自身が不便を感じた経験と、小さな子どもを持つ母親には幼稚園の送り迎えや忙しい家事の合間の都合のいい時間に、働く女性には仕事帰りに気軽に立ち寄ってもらいたいからだという。まだオープン前にもかかわらず、口コミを通じて、すでに多くの女性が準備中の店を訪れている。

 「好きな字を好きなスタイルで描くのは、とにかく楽しい。45分980円の初回お試しプランもあるので、まずはふらっと立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。

 書道スタジオ利用料金は60分1,680円~。営業時間は10時~22時。

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