長崎市立図書館（長崎市興善町）で11月7日、起業する女性のためのセミナーイベント「キャリアフェスティバル」が行われる。

　開催は4回目。同イベントを主催するB塾（麹屋町）は代表の小山真結美さんが女性起業家らと2010年に始めたビジネス塾で、女性の個人事業主3人が集まって経営の悩みを相談し合ったのがきっかけ。塾名は「ビジネス」「ビューティー」「ブランディング」の頭文字を表し、各分野で活躍するメンバーらが勉強会や情報交換を通じ、交流を深めながら、互いにブラッシュアップする場になっている。原則は女性メンバーの勉強や交流の場だが、男性はサポーターメンバーとして独自の視点から参加したり講師としてアドバイスしたりできる登録制度もある。

　当日は同塾会員が運営するパン工房、ネイルケア、アロマ、占い、雑貨、靴・バッグ修理など20近いブースが出展するほか、起業のヒントになるセミナーも開く。内容は「初めてのホームページ講座」「起業したい人が一番初めに書くノートの使い方」「起業したい女性に向けて」「ストレスをなくす心理学」「猫でもわかる決算書」など。1講座50分で14コマ（重複講座含む）を予定する。

　小山さんは「起業するには一人で悩まず先輩に相談するのが早道。先輩のショップで買い物したりセミナーを聞いたりしながら、ぜひ楽しんで学んでほしい」と話す。

　開催時間は11時～19時。入場無料。利用料500円で託児ルームも用意する。