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長崎で「ツナグ・アートミュージアム」-4会場を結ぶ10日間

昨年のイベント風景

昨年のイベント風景

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 アミュプラザ長崎(長崎市尾上町)ほか3会場で11月8日より10日間、4会場がつながるアート体験イベント「ツナグ・アートミュージアム」が行われる。主催はNPO法人「TSUNAGU FAMILY」。

手を差し出すことで、つながることができる。(昨年の様子)

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 同NPOは昨年8月に設立。きっかけは、多くの人が障がい者支援に関して気になっていながら「どう行動していいかわからない」まま芽生えた思いがしまわれていることに気付いたこと。各分野で活躍する企業や個人が持ち寄った知識、技術、経験、人脈、経営資源をコーディネートし、障がい者が積極的に参加できる仕事と環境を生み出す活動に取り組んでいる。婦人服や雑貨の販売、プロデュースを手掛ける会社を経営する代表理事の城島薫さんは、福祉作業所の活動の中心をアートに置く「工房まる」の作品に出合って衝撃を受け、同NPO設立を決意したという。

 会場は「アミュプラザ長崎」「みらい長崎ココウォーク」「浜町」「元船倉庫」の4カ所。浜町では周辺エリアの店に協力してもらい、「まちなかアートミュージアム」と題してショーウインドーや店内に障がい者のアート作品を展示。ショーウインドー・ギャラリーを展開する。元船倉庫のテーマは「みなとガレージギャラリー」。長崎在住の作家・谷本光隆さんの作品展を行う。

 アミュプラザ会場のテーマは「長崎のねこ」。アート作品の展示や関連グッズなども販売。9日・10日の両日行われる「TSUNAGUマルシェ」では、福祉作業所で製作した商品の販売やカフェ出店、長崎外国語大学のパネル展示などを予定する。

 ココウォーク会場は「天然色」。佐世保出身の作家・溝上強さんと長崎出身の同・山口亮さんが「ツナグ・アートワークス」の仲間たちと競演する。9日・10日、16日・17日には2人の作家によるライブペイントや公開ワークなどの関連イベントが行われる。

 協力店の所在地や展示作品などの詳細はホームページやフェイスブックページで確認できる。今月17日まで。

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