長崎のハンドメードアクセサリー作家グループ「SarryTrinity(サリートリニティー)」が7月8日、結成4周年を記念した初主催イベント「サリーフェス」を岡本時計店2階(長崎市浜町)で開催する。
物作りが好きな深堀早紀さん、アマモトシオリさん、北村彩子さんが2014年8月に結成した同グループ。アクセサリーやつまみ細工、水引、消しゴムはんこ、写真などの作品をイベントで販売しており、イベントへの参加はこれまで80回を数える。
イベント当日は、アクセサリー、布小物雑貨の販売、ボディージュエリーアート、西洋占星術の占い、似顔絵やハンドマッサージが出店する。サリートリニティーは今回、素肌に繰り返し使える粘着シートで作ったアクサセリー「ボディー&イヤーアートステッカー」も販売する。
深堀さんは「医療用シートを使っているので、貼って剥がせて、イヤリングのように痛くならず、着けている感覚を忘れる。金属アレルギーの人も使える」と話す。
同グループの3人は元々、着物レンタル店で知り合った客友達。バッグや手芸など物を作るのが好きだった深堀さんがSNSに小物の写真を投稿したところ、アマモトさん、北村さんが「教えてほしい」と反応し集まったという。
集まって作るのが楽しかったため再度集まり、SNSに写真を投稿したところ、友人から「イベントに出てほしい」と声が掛かったという。「作る理由ができて、うれしかった」とアマモトさん。「イベントに出店したら商品がかわいいと言われるだけでもうれしい。楽しく作ったものが目の前で売れる。出店した他の人ともつながり楽しめる。友達に会うきっかけにもなる。ネットで販売しても、この感覚は得られない」とも。
アマモトさんは「やりたくないことは決してやらない主義。楽しいからやっている。『仕事しながら頑張っているね』と知人に言われるが、単に好きなことをやって遊んでいるだけ」と笑顔で話す。
今後、東京ビッグサイトで行われるデザインフェスタにも出店する予定のサリートリニティー。深堀さんは「独りじゃ続かなかった。今回はインスタグラムでプレゼントキャンペーンを行う。興味を持った多くの方々に来場いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は11時~16時。入場無料。