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長崎で親子向けのアンガーマネジメント講座 怒りのメカニズムや対処法を学ぶ

昨年の同イベントの様子(長崎市民会館会議室で親子同室)

昨年の同イベントの様子(長崎市民会館会議室で親子同室)

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 長崎ブリックホール会議室(長崎市茂里町)で8月11日、5歳から小学生までの子どもとその保護者を対象にした講座「親子で学ぶアンガーマネジメント in長崎 2018夏」が開催される。主催は日本アンガーマネジメント協会九州支部。

 アンガーマネジメントは、1970年代にアメリカで始まった、怒りの感情(アンガー)と上手に付き合うための心理トレーニング。今回は、親子別室で、怒りのメカニズムや腹が立ったときの対処法を学ぶ。子ども向けのプログラムでは、人にはさまざまな感情があることや、お互いに気持ちを伝え合うことの大切さも学ぶ。

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 同講座は、長崎ではおととし、昨年、今年3月21日に続き4回目となる。昨年は、九州全県、山口、沖縄の9カ所で同日に開催され、今年は北海道から鹿児島まで全国40カ所で同日に開催される。長崎県では諫早市でも開催される。

 「アンガーマネジメントの講座、研修は、長崎も含め全国で行われ、2017年度は22万人が受講している。関連の書籍も50冊以上出版されているが、まだまだ知られていない。夏休みの機会に少しでも多くの親子に体験してほしい」と九州支部支部長の川嵜昌子さん。

 保護者向けの講座を担当する会社員の八幡敏夫さんは、3年前にラジオでアンガーマネジメントを知り、深くふに落ち、講師の資格を取ったという。「私たち昭和のオッサン世代は、もしかしたら怒りを気軽に選択する文化に育ったのかもしれない。後輩や部下、愛する家族にも、案外平気で怒りをぶつける『男の世界』が残っている気がするが、世の中は変わって来ている。アンガーマネジメントを学べば、少し楽になれる。ぜひお父さんにも来てほしい」と話す。

 同じく保護者向けの講座を担当する就職支援のセミナー講師、井口紀子さんは「人間関係に悩んでいたときにアンガーマネジメントと出合った。自分の気持ちを素直に表現できるようになり、仕事や家庭でのコミュニケーションがスムーズになった。怒りは自分の気持ちを表現する大切な感情の一つ、最近イライラしている方はぜひお越しいただきたい」と言う。

 子ども向けの講座を担当する講師の一人、山本涼太郎さんは学習塾の経営者。山本さんはおととし、昨年も子ども向けの講師を担当している。山本さんは「お子さんが夏休みに入ると環境が変わり、お互いにイライラすることも多くなる。そんなときは成長のチャンス。自分の気持ちを伝え、相手にしてほしいことをリクエストすることを学んでほしい。たくさんの方のお越しをお待ちしている」と話す。

 開催時間は10時30分~11時30分。参加費は、大人=1,000円、子ども=500円。