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長崎にサブスクリプション型住居サービス 直営1号店

KabuK Style共同代表の大瀬良亮さん(左)と砂田憲治さん

KabuK Style共同代表の大瀬良亮さん(左)と砂田憲治さん

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日本発のサブスクリプション型住居サービス展開を目指すHafH(ハフ)の1号店となるHafH Nagasaki SAIが1月8日、長崎市古川町にグランドオープンした。

コワーキングスペース

 長崎市に本社を構えるKabuK Style(カブクスタイル)が「毎月定額で、世界中を旅しながら働く!」をテーマに、住まいをシェアする「Co-living」と呼ばれる新しいスタイルと、働く場をシェアする「Co-working」や地方をシェアする「Co-location」の概念を組み合わせたサービス「HafH」の一環。サービスは1カ月から契約でき、登録されている宿泊先に毎月定額で滞在できるなど、スタイルに合わせたサービスを受けられることが特徴。コーリビング型のサービスは月額8万2,000円となっている。

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 同サービスの提携店「HafH Network」は、茂木町のゲストハウス「長崎ハウスぶらぶら」や2月に同市にオープン予定の2号店をはじめ、3月ごろまでには福岡市、大阪市、東京都品川区、横浜市の国内4拠点に加え、シェア型ホテル運営を手掛けるTRASTA(東京都渋谷区)と包括的業務提携を発表。オープン予定の施設を含む全18施設と提携する。海外ではマレーシア・クアラルンプールとベトナム・ハノイでも利用開始を予定している。欧米でも順次拠点の拡大を目指す。

 初の直営店となる同店は、1階にカフェ、2階にコワーキングスペースや会議室、観光客向けのドミトリー、3階にコーリビング用のシェアハウスを設けている。店名の「SAI」は、もともと同ビルにあった高級鞄店の名前をもとに付け、建築家・百枝優さんがリノベーションを手掛けた。

 1階のカフェはブルーボトルコーヒー初代リードバリスタ向山岳さんが監修を務め、波佐見焼を使ってオリジナルのコーヒードリンクを提供。2階のコワーキングスペースはスノーピークビジネスソリューションズと提携し、キャンピングツールを置くキャンピングオフィスとなっている。

 3階は宿泊できる個室が2部屋に加え、ドミトリー型の宿泊スペース3室を設けるシェアハウスで、シャワーも完備する。現在工事中の屋上には、キャンピングツールを備えたウッドデッキを整備予定で、グランピングにも対応する。

 コワーキング型サービスの月額料金は1万2,000円。ドロップインプランも用意する。

 長崎総支配人を務める大瀬良さとみさんは「敷金や礼金など日本固有のハードルがないことで外国人にも利用しやすいようサービスを工夫している。長崎の方にとっても地元にいながら海外のビジネスマンと出会える場所として利用してもらえれば」と話し、「働き方が選べる時代、好きな場所に旅をしながら働くことで、充実した働き方ができるだけでなく、出会いが新たなビジネスチャンスにつながれば」と意気込む。