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長崎県立大演劇サークルが第2回公演で最後の舞台 旅立つ全ての人に「餞」を

脚本と演出を担当する代表の柴崎さん

脚本と演出を担当する代表の柴崎さん

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 演劇サークル「TEAM DA BAWS(チーム ダ バウズ)」の第2回公演「餞(はなむけ)」が3月1日から2日間、長崎県立大学シーボルト校・大講義室(西彼杵郡長与町)で上演される。

 「TEAM DA BAWS」は、同大学演劇部の中から派生した自主サークル。メンバーは出演者と舞台制作や音響スタッフも含め総勢10人。2018年8月に第1回公演「ダツゴク!」を上演。メンバー9人が4年生で卒業するため、今回が最終公演となる。

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 代表の柴崎卓弥さんは「当初、第1回公演を『TEAM DA BAWS』の1回限りの舞台と決めていた。上演後、寂しさと虚脱感から演劇のことは一切考えなくなったが、夏休みが終わった10月に他の全メンバーから『もう一度舞台をやりたい』と言われた」と振り返る。

 柴崎さんは「10月以降、就職活動や卒業論文の準備があり、時間的にも舞台を作り上げることは難しいと思い悩んだ。しかし、メンバーの強い気持ちに押され、やるからには再演ではなく、新しい脚本を書き、ラストを締めくくろうと思い、2カ月かけて脚本を書いた」と話す。

 「メンバーが在籍している同大学情報メディア学科は、今年度をもって廃止されることが決まっている。公演を行う3月は旅立ちのシーズンであり、4年生のメンバー全員が卒業後は長崎を離れることから、『旅立つ全て人たちに、心の底からはなむけを』というエールを込め、演題を『餞』とした」と柴崎さん。練習を12月から開始し、公演初日に向けて目下練習に励んでいるという。

 柴崎さんは「メンバーによっては本公演が人生で最後の舞台になるメンバーもいるかもしれない。全ての思いを詰め込んだこの舞台を全力でやり遂げることは、自分たちにとっても『餞』になる。ぜひ多くの人に見届けてほしい」と話す。

 3月1日は17時30分開場、18時開演。同2日は13時30分開場、14時開演。入場無料。問い合わせはTEAM DA BAWSウェブサイトまたは柴崎さん(TEL 080-6468-9918)まで。

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