見る・遊ぶ 学ぶ・知る

長崎で映画「こはく」ロケ地巡るイベント 横尾監督も参加、裏話とともに楽しんで

参加を呼び掛ける長崎県フィルムコミッションの横山さん

参加を呼び掛ける長崎県フィルムコミッションの横山さん

  • 0

  •  

 7月に全国公開する映画「こはく」ゆかりの地を巡るイベント「映画『こはく』ロケ地さるく」が6月9日、開催される。主催は長崎国際観光コンベンション協会。

[広告]

 「長崎さるく」の特別企画コースとして設定した同イベント。同協会では2006年4月から約半年間にかけて行ったまち歩き博覧会「長崎さるく博」が好評だったことから、「長崎さるく」として規模を縮小した街歩きイベントを年間通じて開催している。「さるく」は長崎弁で「まちをぶらぶら歩く」の意味。四半期ごとにスケジュールを公開し、参加者を募集しており、講座や体験を通して長崎をより深く知る「長崎学さるく」と地元ガイドとともにまち歩きを楽しむ「長崎通さるく」の2コースで、それぞれの地域やテーマを設定した数多くのコースを設定する。

 当日は、旧香港上海銀行長崎支店記念館(松が枝町)をスタートし、長崎県出身で同映画監督の横尾初喜さんらの案内で映画のロケ地となった瑠璃庵(松が枝町)や、出演者の休憩場所として利用した南山手街並み保存センターやカフェレストランKIZUNA(南山手町)などを巡りながら、撮影の裏話などを聞く。監督が地元企業のCM演出を手掛けていることから、CMのロケ地となっている長崎新地中華街などもコースに含まれ、撮影エピソードなどとともに宣伝商品である角煮まんじゅうも楽しめる。

 同映画は4月8日に予告編が公開され、長崎では全国に先駆けて6月21日に上映が始まる(全国ロードショーは7月6日)。

 ガイドとしてイベントに同行する長崎県フィルムコミッションの横山亜津子さんは「長崎は映画やドラマなどのロケ地としてよく声がかかる地域。映画を支援するだけではなく、市民の皆様にロケに触れてもらうきっかけをつくろうと、これまでも長崎さるくや離島便をもつ船会社などとタッグを組んでロケ地ツアーなどを企画してきた。映画を見る際により楽しむための予備知識として参加し、楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は13時~16時。定員20人。参加費1,000円。申し込み・問い合わせは長崎さるく(TEL 095-811-0369、9時~17時30分)とホームページで開催日3日前の17時まで受け付ける。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース