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長崎県立大学の写真サークルが作品展 学生作品に触れるきっかけに

展示写真の前で来場を呼びかける倉光さん

展示写真の前で来場を呼びかける倉光さん

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 P-PLUS元船店(長崎市元船町)で6月12日から長崎県立大学シーボルト校(西彼杵郡長与町)の写真サークル「Sun-Films ぱしゃ。」と同大学佐世保校(佐世保市川下町)のフォトサークルによる合同写真展「ぱしゃ。2」が開催されている。

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 一般が学生の写真作品に触れるきっかけにしようと、シーボルト校写真サークル前代表の山口実桜さんの呼び掛けで始まった同展は昨年に次ぎ今年で2回目。サークル活動で撮影した中から学生自らが選んだ写真作品と、同大学教員の写真作品を展示する。今回は新たな試みとして「組み写真」作品も展示する。

 シーボルト校写真サークル代表の倉光哲也さんは「活動は月に一度、長崎のさまざまな場所に出掛けて撮影会を開き、顧問の吉村元秀先生にアドバイスを受けながら作品作りを行っている。合同写真展は学園祭と並び一般の方に学生作品を見てもらえるチャンス。佐世保校の部員と交流するきっかけにもなっている」とほほ笑む。

 アマチュア写真家を中心に、写真展の会場として店舗を開放している写真店「P-PLUS」を運営する「長崎プリンテック」社長の山崎陽さんは「長崎でも年々写真店が減っている。アマチュア写真家の作品を知ってもらうきっかけや交流の場になればとの思いから、店舗を会場として使ってもらっている」と話す。

 倉光さんは「同じ場所に出掛けても目の付け所で全く違った作品が生まれるのが写真の魅力。部員の個性あふれる作品を楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~20時(最終日は18時まで)。入場無料。火曜定休。6月30日まで。

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