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長崎南ライオンズクラブがサブカルイベントとコラボ 大人の表現の場として25年間、開催100回目

南ライオンズクラブ会長の坂上隆弘さんと気分は上々、主催者の小松玲奈さん

南ライオンズクラブ会長の坂上隆弘さんと気分は上々、主催者の小松玲奈さん

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 コスプレやプラモデル展示、ボードゲームなど、サブカルチャー愛好者が一堂に集まる大規模イベント「サブカルも上々~本気の大人の文化祭~」が8月18日、三菱総合体育館(長崎市淵町)で開催される。主催は「長崎南ライオンズクラブ」、同人誌即売&コスプレのイベント運営団体「気分は上々」。

 長崎南ライオンズクラブは今年創立50周年を迎えた経営者団体。同団体代表の坂上隆弘さんは「長崎市が人口流出率で全国1位になったニュースを見て、『若者向けに長崎にいて楽しいと思えるイベントをやりたい』と、さまざまなイベントの可能性を探していた」と話す。市内で25年間開催され続けているイベント「気分は上々」の存在を知り、視察を重ねオファーしたという。坂上さんは「サブカルチャーは地方で理解されづらいこともあると思う。そういう人が仲間と出会い、主役になれる場所があることに感銘を受けた。多様性を支援する姿勢に共感した」と話す。

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 「気分は上々」は代表の小松玲奈さんが高校生のころから開催を重ねてきた長崎県最大規模のオタク総合イベントは今回で100度目。開催は年4回ペースで常時500人を集客しており、過去には1000人を動員した実績を持つ。小松さんは「最初、コラボ開催の提案メールが来た時には詐欺話かと思った」と笑顔を見せる。

 小松さんは「今までもコラボの話は多々あったがお断りしてきた。出展者と参加者は大切な仲間。坂上さんと話をした際に対等に付き合っていけると感じた。コラボの話は大変光栄。今回は長崎市から長崎創生プロジェクトとして認定されたので、仲間も喜んでいる」と話す。

 25年で100回目のイベント開催となる今回は、これまで参加してきた8人のイラストレーターが書いたライオンズクラブのロゴ入りTシャツを着たキャラクターがポスターでコラボしている。イラストレーターの一人、ゆうさんは「高校生で初めて参加して社会人になり、サークルにも参加もするようになった。参加する度に、こういう趣味があってよかったと心から思う」と話す。

 イベントでは自主制作物の即売会をはじめ、コスプレ衣装、メーク設備を準備したコスプレ体験はプロのカメラマンが撮影を行う。屋外のテニスコートや武道場でも撮影可能で、シチュエーションに凝った撮影も可能となっている。このほか、自由に筆で描く書画、絵描き口座、パステルアート、アナログゲーム、県内で長い活動歴を持つグループによるプロモデル・模型展示を展開する。

 坂上さんは「参加費のうち1ドルをLCIF財団を通じて自然災害に遭われた方に全額寄付する。好きなことをやることで人の役立つことを体験してほしい」と話す。小松さんは「人は誰でも会話や、行動、作品などの表現によって自分自身の存在を証明しようとする。本気の大人の表現を見に来てほしい」と話す。

 開催時間は11時~16時。入場料は800円。

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