長与町つどいの家(長与町岡郷)で12月15日、ひとり親家庭を対象にしたクリスマス会が行われた。主催は長与町母子寡婦福祉会。
ひとり親家庭の交流や情報交換の場を設けようと30年以上前から毎年行われている同イベント。当日は大人10人と3歳から大学生までの子ども6人が参加。親子でクッキングとしてを作った。その後、スノードーム作りを行い、ビンゴ大会では大人も子どもも一緒に楽しみながら交流を深めた。
5歳の娘と毎回イベントに参加しているという永田さんは「料理を手作りすることは達成感があって良い。毎年続けていきたい」と笑顔を見せる。イベントには2回目の参加という山部さんは「子どもが保育園以外で遊べるところがない。年齢の違う子どもたちと触れ合えて良かった」と話す。
同会会長を務める高橋智子さんは「母子家庭の親子が集まることで交流が生まれる。福祉事務所の母子支援員の方にも参加してもらうことでクリスマスがひとり親家庭の情報交換の場にもなっている。次回は春に『ふれあいバスハイキング』を予定している。楽しいイベントを企画することで会を知ってもらうきっかけにしていきたい」と意欲を見せる。