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野母崎・長崎市恐竜博物館で初の企画展 5000万年後の地球テーマに

5000万年後のコウモリの姿という「ナイト・ストーカー」のロボット模型

5000万年後のコウモリの姿という「ナイト・ストーカー」のロボット模型

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 長崎市恐竜博物館(長崎市野母町)企画展示室で3月26日、5000万年後の地球の姿を解説・紹介する企画展「アフターマン展」が始まる。主催は同博物館と長崎放送、Pizza Works(東京都港区)でつくる「アフターマン展」実行委員会。

巨大な「仕掛け絵本」を模した展示

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 昨年10月29日の開館以来初となる外部企業と合同での企画展。展覧会ではスコットランドの地質・古生物学者でサイエンスライターのドゥーガル・ディクソンさんが想像する5000万年後の地球を描いた著書「アフターマン」の世界を実物大で再現する。

 同書によると、生命誕生から35億年にわたり、どんな環境の変化にも適応させてきた「進化の法則」を基に進化学や生態学から推測した5000万年後の世界では、人類は絶滅。環境の変化で多くの動物も生き残っていないが、モグラやヤマネコ、ウサギ、コウモリなどがさまざまな環境に適応しながらの進化を遂げるという。

 会場では生息環境ごとに約100種類の未来生物を生態などとともに紹介。実寸大の動くロボット模型7体を展示するほか、霧に投影することで映像を映し出す「ミストスクリーン」や巨大な「仕掛け絵本」を模した展示も行う。5000万年後のニホンザルの姿という「マカクウェティ」の絵も展示する。

 開催を前に3月25日、行った内覧会では、展示している動物を同館の学芸員が解説した。

 開館時間は9時~17時(最終入場は16時30分)。4月25日、5月30日、6月27日は休館。入場料は、大人=900円、小中学生=700円、幼児=500円)。恐竜博物館入館券とのセット券や前売り券も用意する。7月10日まで。

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