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長崎で桜の開花宣言 今週末の花見イベントは縮小も

薄紅色の花を咲かせる桜(琴海中央公園)

薄紅色の花を咲かせる桜(琴海中央公園)

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 長崎地方気象台が3月22日、ソメイヨシノの開花を発表した。

琴海中央公園のつり橋周辺の様子

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 桜の開花宣言は各地の気象台が行う季節観測の一つ。全国に58か所の観測地点があり、長崎では気象台のある南山手町で観測する。標準木のソメイヨシノが5、6輪咲くと桜の「開花」を発表している。

 今月11日以降、最高気温が20度を超える暖かい日が続いた長崎でも、桜の開花を心待ちにする人の間で「開花宣言があるのでは」と期待する声が上がっていた。18日から22日明け方にかけては雨が降る肌寒い天気となったこともあり、22日は、平年より1日だけ早い開花宣言となった。

 今年も新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各地の花見スポットでのイベントは縮小や中止となっている。3月26日・27日に規模を縮小して琴海花まつりを開催する予定の戸根川(長崎市琴海戸根町)周辺では桜並木の中に花がいくつか見られるもののほとんどがまだつぼみの状態。戸根川から車で10分ほどのところにある花見スポットの一つ・琴海中央公園ではほとんどがつぼみの木もある一方、早くも薄紅色の花が咲き誇る木もあるなど、開花宣言を待たず一足先に開花した桜も各地で見られる。

 桜は例年、開花宣言から1週間から10日ほどで満開を迎えることから、多くの花見スポットが今週末から来週にかけて見頃を迎えそうだ。

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