「琴海四季彩館まつり 夏」が6月18日、四季彩館(長崎市長浦町)で開催される。
琴海地区の名産品の一つ「長浦スイカ」の魅力を発信しようと琴海町が長崎市に編入される前から開催されている同イベント。現在は、スイカや夏の琴海産農産物を使ったカフェメニューなどを楽しめるイベントとして長崎市やJA長崎せいひ、地域活性化団体「琴湖ひとまちづくりラボ いなカフェ」が中心となって開催している。「スイカ祭り」として親しまれていたが新型コロナウイルス感染拡大を受け2019年を最後に開催を見合わせていた。
琴海周辺はスイカの栽培に適していることから栽培が盛んで、長浦スイカは100年以上の歴史がある。みずみずしくシャキシャキとした食感と糖度の高さがあるといい、同地区を代表する夏の特産品となっている。
当日は長浦スイカ400玉を販売。スイカの重量当てクイズも行い賞品にスイカを進呈する。隣接する直売所では地元で採れるスモモや夏野菜も販売。いなカフェがカフェメニューを提供するほか、長崎県クッブ協会がクッブ&モルックの無料体験を用意する。子ども向けには、長崎市消防局が消防車両を展示するほか防火防災を体験してもらう。
長崎市北総合事務所地域福祉課の小川聡子さんは「新型コロナウイルスの感染状況から規模は縮小したが3年ぶりに開催することができる。抜群の甘さとおいしさが自慢のスイカを味わってもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~15時。