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長崎県庁で「長崎四季畑」認証証書交付式 新たに6事業者13商品

新規で認証を受けた6社13商品

新規で認証を受けた6社13商品

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 長崎県庁で1月17日、県認証農産加工品「長崎四季畑」の認証証書交付式が行われた。

証書を受け取る「ミヤタ」の宮田正一社長

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 長崎四季畑は県産農産加工品の認知度向上と農産物の生産振興を目指した長崎県のブランド農産加工品認証制度。県農林部農産加工流通課が中心となり「長崎県民に愛され、全国にも誇れる農産加工品」をテーマに2012(平成24)年に始まり、今年で11年目を迎える。毎年、予備審査で加工基準と衛生基準を満たした商品を「長崎県らしさ」「味・品質」「商品力」「事業性」の4つの基準で総合的に審査して認証。品質維持を図るため、認証後も3年ごとに再審査を行っている。

 今年は新規・更新合わせて18事業者から58商品の応募があり、昨年11月7日に行った総合審査会を経て、新規13商品、更新20商品の認証が決定。新規で認証を受けたのはミヤタ(大村市)、グリーンティ五島(五島市)、社会福祉法人コスモス会(南島原市)、須崎屋(南島原市)、草加家(佐世保市)、大地のいのち(西海市)の6事業者となった。現在、認証商品は全110商品となった。

 式典では、新規に認証を受けた事業者のうち5事業者が県庁を訪れ認証証書の交付を受けた。来賓向けに試食会も行い、ブランド認証の審査員にもなっている長崎県調理師協会の坂本洋司会長が監修したアレンジレシピも振る舞われた。坂本会長は「素材の良さがあるので、あえて手を加えずシンプルにアレンジしている」と話す。県の担当者は「商品の良さを生かしつつ商品を使った一品を提案することでさらなる販売拡大につなげてほしい。レシピは事業者に渡して活用してもらっている」と笑顔を見せる。

 認証商品はJR長崎駅内の土産売り場やゆめタウン夢彩都のほか、県内の道の駅などで扱う。

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