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長崎・旧香港上海銀行長崎支店記念館前で「おもいやりライト運動」

福本さんが折り紙で作ったサインは注目を集めた

福本さんが折り紙で作ったサインは注目を集めた

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 ドライバーに早めのヘッドライト点灯を呼びかける「点灯ありがとう活動」が11月3日、旧香港上海銀行長崎支店記念館(長崎市松が枝町)前で行われた。主催は長崎居留地歴史まちづくり協議会。

ドライバーにヘッドライト点灯を呼びかける参加者

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 「おもいやりライト」は16時~18時は交通事故が最も多い時間帯であることから、早めにヘッドライトを点灯することで、前方を見やすくすると同時に歩行者に車の存在を知らせることで歩行者事故削減を目指す活動。「おもいやりライト運動事務局」(横浜市西区)を中心に2010(平成22)年から全国各地で活動を展開。運動事務局が11月1日から11日にかけて全国各地で一斉展開する「TRY-LIGHT LIVE」活動の一環として行った。

 当日は同協議会のメンバーを中心に大浦警察署や活水女子大学(東山手町)で居留地の研究を行う学生ら約20人が参加。「早めのライト点灯」を呼びかける黄色いプラカードや長崎県警が自動車レース「フォーミュラ・ワン(F1)」を主催する国際自動車連盟に呼びかけてレースで使うライト点灯サインをシンボルマークに使ったプラカードなどを掲げ、ドライバーにヘッドライト点灯を呼びかけた。折り紙名人として有名な福本さんが作った「パクパク」のサインは注目を集めたという。

 長崎市まちなか事業推進室の職員として参加した平山広孝さんによると「プラカードを見てライトを点灯してくれるドライバーも多く、SNSでの拡散もあったようだ。国道沿いに当時の姿のまま残り、居留地のシンボル的な存在になっている、この施設の前でまちづくりの一環として、このような活動ができた意味は大きい」と振り返り、「今後もこのような活動を続けていければ」と意欲を見せる。

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