西部川崎(諫早市)が所有する迎賓館「迎仙閣(ぎょうせんかく)」(長崎市松原町)が11月25日・26日の2日間、一般公開された。
国道34号線沿いにある同施設は1946(昭和21)年に建築された日本庭園付きの平屋木造家屋(延床面積=約500平方メートル)。目の前にそびえる行仙嶽(標高=約456メートル)を借景として望む約3300平方メートルの庭園では四季折々の花が咲き、季節ごとの景色を楽しむことができる。
現在は、建設機械の修理・販売・リースなどを取り扱う西部川崎が所有。同社のグループ企業が迎賓館や社員の福利厚生施設として利用する非公開施設だが、毎年11月の紅葉シーズンに合わせ2日間だけ無料で一般に公開している。
当日は子ども連れやファミリー層を中心に多くの見学客が訪れ、色鮮やかに染まった紅葉をバックに写真を撮ったり、庭園を散策したりするなど思い思いに楽しむ姿が見られた。