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「大衆割烹樋口築町店」がメニュー刷新 地元の食文化と食材により注力

来店を呼びかける大衆割烹樋口築町店の山下店長

来店を呼びかける大衆割烹樋口築町店の山下店長

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 大衆割烹(かっぽう)樋口築町店(長崎市築町)が11月24日、グランドメニューをリニューアルした。

リニューアルしたメニューの一部

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 オープン以来初めてとなる大幅なグランドメニューの刷新を行った同店は、長崎県と福岡県に飲食店27店舗を展開する「ひぐち」(時津町左底郷)が経営。1955(昭和30)年、浦上駅前に同店の前身となる割烹店「豚平」を開業し、1962(昭和37)年に手軽な割烹店「ひぐち浦上店」にリニューアル。浦上店は現在閉店しているが、2019年、ホテル開業に合わせて築町店をオープンした。

 店長の山下潤さんによると、「長崎の料理と食材に一層力を入れた」という今回のリニューアル。注文を受けてから土鍋で炊き上げ、創業当時から愛されてきたという「鶏飯」(680円)にはグループでシェアしやすい2~3人前(1,280円)を追加。土鍋で炊いて提供してきた「長崎県産米の炊き立て土鍋ご飯」(880円)にはオプションとして「鯛(たい)の胡麻(ごま)和(あ)え」(780円)を加え、タイ茶漬けとして楽しめるようにした。

 「長崎じげもん」(長崎の地元の人、もののこと)にこだわったメニューには地魚やクジラを使った刺し身のほか、長崎名物の「鯨カツ」(830円)や「松浦アジフライ」(880円)、「対馬穴子の天ぷら」(980円)などをラインアップ。肉料理にも「雲仙ポーク」や西海市内で育てられている「宮本牛」などを使用。長崎県産のアオサを使った「小海老(えび)のあおさ天ぷら」(480円)や茂木・北浦地区で作られている「からすみ」を使った「生からすみ大根」(580円)などのつまみメニューも充実させた。

 山下さんは「これまで大きな宴会や食事の場として多くの方に利用してもらってきた。今回のリニューアルでは仕事帰りの一杯や仲間内での飲み会などを意識し、長崎の食文化と地元の食材に、より力を入れた。さまざまなシーンで利用してもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は、11時~15時、17時~22時。

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