「ばりすき長崎」のキャラクター「ガブりん」と「モグりん」が長崎に「上陸」して、12月2日で半年がたつ。
「長崎を盛り上げたい」と活動するMaple Clover(長崎市万屋町)が発案した同キャラクターのモチーフはティラノサウルス。同社によると、「長崎の開港記念日である6月2日に宇宙から卵が降りてきて長崎に上陸した双子の恐竜」で、ガブりんは野菜、モグりんは魚が好物だという。同月から県内各地のイベント会場などに登場し、イベントを盛り上げてきた。
同社の須藤茜社長は「長崎を盛り上げたいと手探りで活動してきた。長崎で恐竜の化石が出土したことから恐竜をモチーフにして、パッと見て『かわいい』といってもらえるキャラクターを目指した」と話す。
現在は週1回程度のペースで各地のイベントに出演している同キャラクター。「イベントでは老若男女問わず声をかけてもらえるようになってきた」と手応えを感じているという須藤さん。「今後はSNSでの発信や企業とのコラボなども積極的に行いながら地域の盛り上げ役を目指すとともに、長崎のご当地キャラとして親しんでもらえるようになれれば」と意気込む。