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ゆうこう魚の漬け丼、JR九州「推し丼総選挙」にエントリー 投票呼びかけ

九州ナンバーワンを目指し意気込む宮城さんと長野さん

九州ナンバーワンを目指し意気込む宮城さんと長野さん

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 長崎の鮮魚店「昌賢(まっけん)鮮魚」(長崎市滑石3)考案の「長崎ゆうこうシマアジ・真鯛(マダイ)漬け丼」が現在、「2024駅長対抗ご当地丼総選挙」にエントリーしている。

エントリーしている長崎ゆうこうシマアジ・真鯛漬け丼

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 JR九州が「コロナ禍で地域間でのつながりが希薄になった。魅力的なものが多い九州各地の地域発信することで盛り上げていきたい」と主催する同イベント。各地の駅長が地域の「推し丼」をエントリーし、ウェブ投票で予選を勝ち抜いた丼が11月24日、門司港駅前で開催する決勝イベントに参加し、九州ナンバーワンが決まる。

 JR長崎駅の宮城竜也駅長は「長崎といえば魚」という思いから長崎市牧島エリアで地元の伝統かんきつ「ゆうこう」を使ってブランド魚として養殖しているシマアジやマダイに目をつけた。養殖を手がける昌陽水産(牧島町)に話を持ちかけ、同社が運営する昌賢鮮魚でイベントに向けて特別メニューを用意した。

 「ゆうこうシマアジ」と「ゆうこう真鯛」を使う漬け丼には、シマアジのあらや雲仙産のシイタケを使っただしを添える。だしは、夏は冷やで、冬は熱々の状態で丼にかけて味わうこともできる。

 9月1日の投票開始に合わせて長崎街道かもめ市場にポップアップショップを出店し、100食限定で丼を販売した昌陽水産の長野陽司社長は「駅長に選んでもらってイベントに参加させてもらえた。九州や全国の人にも知ってもらうきっかけになれば」と期待を込める。

 漬け丼は昌賢鮮魚で販売するほか、エントリーに賛同する「旬菜ながや」(万屋町)や「長崎居酒屋 和」(大黒町)「登利亭 長崎店」(五島町)、「まくろう」(船大工町)の4店舗で提供。9月13日から週末限定で、スーパーマーケット「エレナ」プラっとモール長崎店、矢上店、深堀店、三和店で、数量限定で販売する。

 宮城駅長は「だしをセットにした漬け丼にすることで食べ方のレパートリーが増え、好きな食べ方で楽しめるのが魅力。九州ナンバーワンを目指しているので、応援してもらえれば」と投票を呼びかける。

 投票は10月14日まで、公式サイトで受け付けている。

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