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伊王島で「豊漁祭」 旬のブランドカマスをPR、長崎市内飲食店でフェアも

来場を呼びかける小峰さん(右)と葺本さん

来場を呼びかける小峰さん(右)と葺本さん

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 「第2回 伊王島豊漁祭」が9月22日、沖ノ島港(長崎市伊王島町)で開催される。

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 伊王島の水産資源を生かし水産業だけでなく観光資源にもつなげたいと、西彼南部漁協が春と秋に旬を迎えるカマスを昨年、ブランド魚「伊王島日の出カマス」として立ち上げた。これを踏まえ、「多くの人に旬のおいしいカマスを味わってほしい」と昨年初めて開いた同イベント。刺し網で漁獲し、船上で一匹ずつ氷締めして、その日のうちに出荷する。同漁協参事の葺本弘孝さんによると「カマスは傷みが早く、通常の流通経路では生食は難しいが、ブランド魚のカマスは刺し身にできるほど新鮮」だという。

 当日は長崎大学魚料理研究会による伊王島日の出カマスの試食や煮干しの詰め放題などを行う。芸人の「まえかわぱーてぃー」さんをゲストに迎え、伊王島特産の伊勢エビなどが当たるじゃんけん大会や名物のカマススティックなどのブースも出店する。

 23日からは長崎市内の飲食店30店ほどで伊王島日の出カマスを使ったメニューを提供する「伊王島日の出カマスフェア」も開催。各店が工夫を凝らした料理を提供する。

 伊王島で飲食店を経営し、4年前から漁師としても海に出る小峰雅司さんは「フェアではカマスを台湾料理で提供する老李など一味違った楽しみ方ができるのも魅力。豊漁祭にも足を運んで、取れたてのカマスを味わってもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は9時~13時。荒天中止。

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