長崎・グラバー園で「サマーナイトフェス」-ビアガーデンやコンサートも

たくさんの人が集まったグラバー園ビアガーデン(昨年の様子)

たくさんの人が集まったグラバー園ビアガーデン(昨年の様子)

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 長崎の観光名所グラバー園(長崎市南山手町、TEL 095-822-8223)で7月16日、毎年恒例のサマーナイトフェスティバル「グラバーナイト」が始まる。

目の前で花火が開くグラバー園からの花火鑑賞

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 期間中、開園時間を21時30分まで延長し、日没後は建物のライトアップ、ビアガーデンの営業、コンサート(特定日)を行う。

 ビアガーデンは、料理盛り合わせ・1ドリンク付きで2,000円(入園料込み、前日までに要予約。2人~)。昨年は約4,000人が利用し、うち6~7割は女性グループまたはカップルだったという。女性利用客のニーズを踏まえ、今年はカクテルの種類を大幅に増やし、バーカウンターも設ける。

 コンサートは、「Mercury Sound(マーキュリーサウンド)」(7月3日)、ハーバーライツ(8月7日)、長崎県オペラ教会・長崎居留地男声合唱団のリンガーベルコンサート(同9日)、ベリーダンスグループ「Oriental Perfume(オリエンタルパフューム)」(同20日)、「Sandy Trip(サンディトリップ)」(同27日)を予定する。

 7月30日・31日に開催を予定する「長崎みなとまつり花火大会」も同園から見物できる。小高い丘の上に位置するグラバー園から鑑賞すると、ちょうど目線の高さで花火が開くため見上げる必要がない。花火鑑賞の穴場として、一部で人気を集めている。

 今年はトーマス・ブレーク・グラバー没後100年に当たることから、企画展「Glover Gardens History」も同時開催。現在のグラバー園に至るまでの歩みや園内の歴史的洋館の紹介など、これまでに知られていなかったグラバー園の情報についてパネル紹介する。

 同園の森脇裕企画営業部長は「昨年は初めてグラバー園のビアガーデンを知って利用した人が多かったようだ。観光客の利用もあったが、利用者のほとんどは長崎の人。今年は県外からの問い合わせもかなり増えている」と、早めの予約を呼び掛ける。

 ビアガーデンは7月21日~9月30日。営業時時間は17時~21時。夜間開園は、10月9日まで。開園時間は8時~21時30分。コンサートは、開催日に18時30分~と19時30分~の2回行う。入園料は、大人= 600円、高校生= 300円、小中学生= 180円。

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