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時津小でバレー「一般女子カップ」戦 長崎のすし店が主催

決勝戦でスパイクを決めるグランツの選手

決勝戦でスパイクを決めるグランツの選手

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 9人制バレーボール一般女子カップ「第2回握りのはやし杯」が4月21日、時津小学校(時津町野田郷)体育館で行われ、長与町のチーム「グランツ」が優勝に輝いた。

優勝した「グランツ」

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 主催する長崎のすし店「握りのはやし」(長崎市葉山町)の店主・林健一さんは、学生時代にバレーボールに夢中になっていた経験者。「『飲食店×スポーツ』をキーワードに地域を盛り上げる取り組みにつなげたい」とバレーボール一般チームに携わる後輩に声をかけ、昨年に引き続き2回目の開催となる。

 同大会には長崎市北部や時津町、長与町で活動する6チームが参加。午前中2グループに分かれてリーグ戦を行った。昼食には同店からすし盛り合わせや協賛する「ヨシダのバル」のオードブルなどをチームごとに配布。参加者らは舌鼓を打った。

 午後からは各グループから勝ち上がった「グランツ」と「ブルーエンジェル」による決勝戦を行った。試合では序盤から両チームが点を取り合う接戦となったが、20代を中心に勢いのあるグランツが第1セットを先取。第2セット、ブルーエンジェルも粘りを見せる場面もあり、白熱した試合に会場が湧いたものの一歩及ばず、グランツがストレート勝ちで優勝を決めた。

 多くの協賛が集まった同大会。表彰式では優勝したグランツに花束のほかハンドクリームや島原手延べそうめんなどが贈られた。抽選会ではビールやワインなどのほか、温泉入浴券や地元飲食店の招待券や毛ガニ、マグロといった景品を用意。抽選でチームと背番号が呼ばれる度に歓声が上がり、笑い声の絶えない大会となった。

 林さんは「スポーツを通じて地元を盛り上げたいと始めた取り組み。多くの賛同をもらえたことで毛ガニやマグロといった景品も用意でき、盛り上がってもらえたのでは。今後は他の競技でもこのような大会を開催し、楽しんでもらう機会をつくっていければ」と意気込みを見せる。

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