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長崎市内を深夜に走る「ナイトラン」 参加者募集

第1回の様子(浜町アーケード)

第1回の様子(浜町アーケード)

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 長崎市内で7月11日深夜、仲間と楽しく走るスポーツイベント「Midnight Runners Nagasaki」が開かれる。現在、参加者を募集している。

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 主催者の原田創さん(24)は鹿児島大学在学中に鹿児島市内で開かれた「Midnight Runners Kagoshima」の企画運営に参加した経験があり、深夜に走ることで新たな体験をしたり、新しい仲間の出会いを生んだことから「長崎でも面白い人たちを集め、化学変化を起こそう」と思ったことがきっかけ。

 今年5月23日、第1回イベントを開催。スタート地点の長崎水辺の森公園(長崎市常盤町)には20代の若者30人ほどが集まった。終了後、「ただ走るだけなのに、とても楽しかった」「今まで自分から声をかけるのが苦手だったが、初対面の人とも仲良くなれた」「また参加したい」など、原田さんにとってうれしい感想が参加者から集まったという。

 原田さんは「スポーツというより一種のカルチャーに近い」と説明する。メンバーらは約6キロのコースを早足程度のスピードでゆっくり走る。「体を鍛えるとか、早く走ることが目的ではない。仕事など目の前の日常から少しだけ気持ちを離して、真夜中の長崎の街を走り抜けるライフスタイルそのものを楽しんでもらいたい」とも。2回目の開催をフェイスブックのイベントページで知らせたところ、日を追うごとに参加希望者が増え、7月6日時点では初回を大きく上回る50人以上に達した。「鹿児島では最大400人以上集まった。長崎でも盛り上がる予感がする」と原田さん。

 イベント当日は23時30分からJR長崎駅かもめ広場で受け付け開始。コース説明などの後、全員で準備体操。カウントダウンから午前0時にミッドナイトランがスタートする。かもめ広場を出発したメンバーらは、出島ワーフ(出島町)、水辺の森公園(常盤町)、史跡出島、築町と駆け抜け、諏訪神社(上西山町)で休憩を取る。諏訪神社から桜町通り、眼鏡橋(賑町)へ走り、西浜町アーケード入り口からベルナード観光通りのゴールを目指す。全長およそ6キロ。到着後は速やかに解散する(1時30分予定)。

 原田さんは「普段走らない人でも余裕で完走できる距離とペースになっていると思う。深夜のランニングなので事前にルールを説明する。きちんと守れる人は、ぜひ気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。

 参加資格は18歳以上(高校生不可)。予めランニングできる服装で集合。22時現在で雨天の場合は中止する。参加無料。

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