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長崎のボタン専門店が「メダカもあります」 一番人気は水槽付きメダカ

客と会話を楽しむ今村さん

客と会話を楽しむ今村さん

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 長崎のボタン専門店「ファンシーワークいまむら」(長崎市大浦町、TEL 095-821-3224)が6月から始めた「メダカ販売」が、訪れる観光客などの人気を集めている。

パンダメダカ

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 店主の今村重城(しげき)さんは、父親の代から80年以上続くボタン専門店を5年前に兄(故人)から引き継ぎ、近隣の相生町から店を移転した。自身も通算して約50年のキャリアを持つ。長崎の冬のイベント「長崎ランタンフェスティバル」の時期には、ボタンで手作りした「ボタンストラップ」(100円~)を販売する店として多くのメディアで取り上げられている。同店はオランダ坂とグラバー園をつなぐ通り沿いにある。

 メダカが大好きな今村さんは育てたメダカを無料で配っていた。今村さんによると、たまたま訪れたホームセンターでメダカを多くの人が買う姿を目撃した今村さんは、「メダカは売れる」ことに気付いたという。今年の6月から試験的に数匹のセットを500円で販売したところ、短期間に約80人が購入した。

 メダカ販売がだんだん面白くなってきたという今村さん。インターネットで調べたところ、「自宅で育てているダルマメダカが、つがい(オスとメスのペア)で5,000円との情報があった。来年売り出したい」と力を込める。

 現在販売しているメダカは、黒メダカ、白メダカ、ヒメダカ、パンダメダカ、光るメダカなど。「メダカは育て始めたら奥が深い。お客さんとの会話も無料の頃より弾む」とも。

 一番人気は複数のメダカが入った水槽付き(500円)。今村さんは「メダカがきっかけとなって会話が楽しめるのがうれしい。ぜひメダカを見に来て」と笑顔を見せる。

 営業時間は8時~18時30分。日曜定休。

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