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長崎・西海町に洋服店 ハンドメード作家が開業、スタイル提案も

店をアピールする久松さん

店をアピールする久松さん

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 長崎市西海町に4月28日、オーガニック素材の服を中心にハンドメードのアクセサリーや雑貨などを扱う「Maaya+n(マーヤプラスエヌ)」(長崎市西海町、TEL 090-5474-2155)」がオープンした。

6畳ほどのスペースに所狭しと並ぶ商品

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 久松映さんが店主を務める同店は、6畳ほどのスペースにオーガニックコットンや天然素材にこだわり、「リラックスさせるけど凛(りん)とした服」をテーマに「nill」(住吉町)ブランドの服を中心に取りそろえるほか、自身や所属作家が手掛けるハンドメードアクセサリー、自身が買い付けた小物などを所狭しと並べている。

 元々はハンドメード雑貨の作家として活動していた久松さん。子どものそばで仕事をしたいという思いから、自宅を新築した際に1部屋を店舗として利用できるように造り、共に活動していたハンドメード作家の作品を持ち寄るかたちで店を始めた。商品の売れ行きは好調だったものの、経営がうまくいかず、一度は店を締めて大手アパレル店のスタッフとしてパートをしていた時期もあったが、「やはり自分の店をやっていきたい」という思いから再び活路を探りオープンにこぎ着けた。

 ハンドメード作品だけで収益を上げていくことが難しいと感じた久松さんは、長崎市でアパレル店やカフェなどを手掛ける企業に掛け合い、同ブランドのアパレル商品を取り扱いながら自身の手掛ける作品と共に季節に合わせたスタイリングを提案する店として再出発することになったという。

 「洋服は毎日身に着けるもの。体のことを考えると、まずは普段着ている洋服にこだわってもらい優しく長く着れるものを提供していきたい」と久松さん。夏にカフェを併設するための工事も進めており、フレンチプレスで入れたコーヒーなども提供する予定。

 「街なかから外れている隠れ家的な小さな店だが、自然あふれる場所だからこそ届けられる物や本格的なこだわりのコーヒーを届けたい。街の活気にもつながるとうれしい。夏オープンのカフェコーナーでは、地元で本格的なコーヒーを楽しんでもらえるスポットとして利用してもらえれば」と意気込む。

 営業時間は水曜~金曜の10時~16時。10台ほどの駐車場も備える。

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