長崎経済新聞の今年上半期PV(ページビュー)ランキングは、「新・長崎駅お披露目 今月28日開業、長崎らしさ感じる新たな場所に」が1位になった。
JR長崎駅は、JR長崎本線連続立体交差事業によって駅がある尾上町から松山町にかけての約2.5キロの区間が高架化し、3月28日に供用開始になることに伴い、長崎駅と浦上駅を建て替えた。
開業に先立って報道陣に公開された新駅舎は港・街・山に向かい合う「顔」の創出を目指し公募でデザインを決めたもの。柱などの構造物をホームから極力減らし、屋根に帆をイメージしたデザインを取り入れることで広く開放的な空間を確保。将来的には2022年に開業を予定する長崎新幹線のホームと連続するデザインになる。長崎らしさ感じる新たな場所として駅周辺の再開発も進んでいる。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 新・長崎駅お披露目 今月28日開業、長崎らしさ感じる新たな場所に(3/9)
2. 長崎・地域活性化団体が布マスクオンラインショップ開設(4/28)
3. 長崎市内の大型商業施設が時短営業へ 新型コロナウイルス感染対策で(3/5)
4. 浜町にラーメン新店 立ち食い席備え1人でも利用しやすく(2/10)
5. 浜町・気軽にカフェバー新店 日替わりクラフトビールや系列店からの出前も(1/18)
6. 長崎浜屋が臨時休館へ 大型商業施設の休業相次ぐ(4/24)
7. 油屋町の老舗和菓子店が妖怪「アマビエ」かたどった生菓子販売へ(4/14)
8. 長崎市のカフェ「アティック」がテークアウト拡大 問い合わせ増え対応(4/10)
9. 長崎・野母崎唯一の洋菓子店が1周年 記念イベントも(4/2)
10. 路面電車で「nagasaki nimoca」導入へ 交通系ICカードも利用可能に(3/20)
今回は2位以下、新型コロナウイルス関連の記事が多くを占めた。3位、6位と百貨店や大型商業施設での営業時間短縮や臨時休業に関心が集まった一方、2位には不足する布マスクの製造を作家に呼び掛けオンライン販売を開始した地域活性化団体が、7位には疫病を鎮めると伝えられる妖怪をかたどった和菓子を発売した老舗和菓子店のニュースがランクインした。
飲食にも注目が集まった。4位と5位にはそれぞれ立ち食い席を備えたラーメン店とカフェバーのオープンを伝えるニュースがランクイン。8位にはコロナ禍の中テークアウト商品のラインアップを強化するカフェが、9位には1周年を迎えた洋菓子店の記念イベントを伝える記事が入った。
路面電車で交通系ICカード「nagasaki nimoca(ナガサキニモカ)」導入を伝える記事が10位。全国で相互利用可能な交通系IC10カードの利用も可能になり、利便性が向上した。
下半期も、長崎のさまざまな動向をいち早く伝えていきたい。