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長崎港近くの遊歩道で「ナチュラル・マーケット」-「あったかいよ」テーマに

第1回の様子

第1回の様子

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 長崎港近くの遊歩道を利用して雑貨店や自然農園、カフェなどが出店するイベント「元船ナチュラル・マーケット」が12月1日、開催される。

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 同イベントを最初に企画したのは、遊歩道前でハワイアン雑貨店「マカ・ナチュラリー」(長崎市元船町)を営む矢倉和美さん。大好きなハワイでよく行われている朝市のようなイベントを、店の裏にある60メートルほどの短い遊歩道でできないかと考えたのがきっかけ。遊歩道は昔、国鉄の貨物線として利用されていた跡地で、現在は長崎市が管理している。昨年10月、長崎市と交渉し、知人の店舗などに声をかけて10店ほどで第1回を開催。天候にも恵まれ、多くの来場者でにぎわった。その後、口コミで徐々に参加者が増え、今年4月の「帆船まつり」に合わせて第2回を、9月に第3回を開いた。

 今回のテーマは「あったかいよ」。温かいフードやドリンクを、クリスマスをテーマに提供する20店ほどが出店予定。古書店「ひとやすみ書店」は「心が温かくなる本」をセレクトするほか、「My Brilliant Succulents」は紅葉する今が見頃の多肉植物を用意。スキューバーダイビングの「サンクチュアリー」は冬の海の魅力を紹介し、初出店の「cafe smoky」は同店で人気の「ベーグルサンド」を特別メニューで用意。同じく初出店の「ながさきシフォン・峰工房」は長崎特産のビワの葉を食べて育った鶏の卵「びわたまご」と新鮮な野菜や果物を使ったシフォンケーキを提供する。ほかにもカフェ、雑貨やアクセサリー、薫製、蜂蜜などを扱う店が短い遊歩道にズラリと並ぶ。

 矢倉さんは「昨年の第1回は無我夢中だった。前回は微妙な天気ながらも何とか無事にできた。ここまで来られたのも、たくさんの方に協力していただいたおかげ。当日の天候を祈りつつ、一人でも多くの人に立ち寄ってほしい」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。

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