長崎市立図書館でバレンタイン上映会「ティファニーで朝食を」

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 長崎市立図書館(長崎市興善町)多目的ホールで2月14日、映画「ティファニーで朝食を」上映会を行う。

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 同作は1961(昭和36)年公開の米国映画で、女優・オードリー・ヘプバーンの代表作の一つ。ヘプバーンは1929年、英国生まれ。ハリウッド黄金時代に活躍した女優であり、米国映画協会が1999年に発表した「最も偉大な女優50選」第3位にランクインしている。5歳ごろからバレエを始め、1948年にバレエを学ぶためにロンドンへ渡り、舞台に立つ。イギリスで数本の映画に出演した後、1951年ブロードウェイの舞台「ジジ」で主演。1953年には「ローマの休日」でアカデミー主演女優賞を受賞した。

 国際連合児童基金(ユニセフ)の活動に人生の後半生をささげたヘプバーンは、アフリカや南米、アジアの恵まれない人たちへの援助活動に献身している(1988年~1992年)。1992年末、ユニセフ親善大使の活動が認められ、米国における文民最高勲章「大統領自由勲章」を授与される。受賞の1カ月後にスイスの自宅でガンのため63歳で死去。映画ではアカデミー賞のほかにも「ゴールデングローブ賞」「英国アカデミー賞」を受賞。舞台ではトニー賞を獲得し、死後に「グラミー賞」「エミー賞」を受賞している。代表作は「麗しのサブリナ」(1954年)、「シャレード」(1963年)、「マイ・フェア・レディ」(1964年)、「暗くなるまで待って」(1967年)など。

 「ティファニーで朝食を」は、米国の小説家・トルーマン・カポーティによる同名小説の映画作品で、ニューヨークを舞台に自由奔放に生きる女性主人公の物語。題名は宝石店「ティファニー」で朝食を食べる身分を例えたものであり、ニューヨーク5番街に実在するティファニーには食堂はない。映画の冒頭でテーマ曲「ムーン・リバー」が流れる中、早朝のティファニー前に1台のタクシーが止まり、降りてきたヘプバーンがティファニーのショーウィンドーを覗き込みながら、デニッシュを紙袋から取り出して食べるという3分程度のシーンがある。

 監督はブレイク・エドワーズ、脚本はジョージ・アクセルロッド。英語字幕版で上映時間は114分。

 13時45分開場、14時上映。再上映は2月26日18時~(17時45分開場)。定員100人。入場無料。

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