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長崎くんちの「コッコデショ」がネクタイのデザインに-長崎まちづくり屋が商品化

10月3日から販売する「コッコデショネクタイ」

10月3日から販売する「コッコデショネクタイ」

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 長崎のご当地グッズ企画・販売などを手掛ける「長崎まちづくり屋」(長崎市魚の町、TEL 095-816-3383)は10月3日から、長崎くんちの人気出し物の一つ、太鼓山(通称コッコデショ)をあしらった「コッコデショネクタイ」の販売を始める。

コッコデショのデザインを拡大した画像。

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 「本当は7年前の樺島町が踊町(おどりちょう)の時に作る予定だったが、当時は『カステラねくたい』のヒットで忙しくてできなかった。7年越しで完成したのがとてもうれしい」と同社社長の高島茂夫さんは振り返る。

 長崎くんちは1634年から伝わる諏訪神社(上西山町)の例大祭。それぞれの踊町に出し物があり、踊町の出番は7年に1度回ってくる。毎年、10月7日~9日の3日間行われ、初日からそれぞれ前日(まえび)、中日(なかび)、後日(あとび)と呼ばれる。県外の人にも広く知られている龍踊り(じゃおどり)は、複数の町が所有し、いずれかの町が披露するが、コッコデショは樺島町のみが行う出し物であるため7年に1度しか見ることができない。太鼓山の総重量は約1トンあり、担ぎ手の男性が伴奏の子どもたちを乗せたまま、一斉に「コッコデショ」と叫びながら空中に投げ上げて片手で受け取る演技は最も人気を集める。

 高島さんは「デザインは一般市民から頂いた。材料は国産シルク100%。カステラねくたいや電車ネクタイのように、コミュニケーションのツールとして利用してもらえれば」とも。

 価格は5,000円。同社ホームページなどで扱う。

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