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長崎新幹線宝町橋梁が仮架橋 橋桁が国道またぐ

橋桁が国道202号線をまたいだ様子(4月15日撮影)

橋桁が国道202号線をまたいだ様子(4月15日撮影)

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 国道202号線の宝町交差点付近が4月14日の夜間から明け方にかけ通行止めとなり、九州新幹線西九州ルート宝町橋梁の仮設工事が行われた。

工事前の様子(4月14日撮影)

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 工事は「送り出し工法」と呼ばれる工法で進められている。長崎駅側の高架上で組み立てられた橋桁の先端部にバランスを取るための手延べ機と呼ばれる仮設材を取り付け、諫早側に移動させて架設。同日の工事では手延べ機の先端が宝町バス停裏側の橋脚に到達し、国道を全てまたいだ。

 施工を行う宮地エンジニアリングによると、今後も段階的に橋桁を移動させる作業を行い、橋脚と橋桁の位置を調整してから橋桁を降下させて架設するという。高架の先に新長崎トンネルの入り口が迫り、作業スペースが限られていることから、橋桁の移動と手延べ機の解体・搬出を同時に行う必要があり、今後も深夜に国道を通行止めにして工事が進められる。

 通行止めは5月~8月の間に延べ30日程度を予定しているといい、担当者によると「順調に作業が進めばお盆前には架橋が完了できる」という。

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