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長崎大学で「ドリプラ長崎」 10分間で夢の事業プレゼン

前列右から伊藤さん、岩さん、森さん、福島さん

前列右から伊藤さん、岩さん、森さん、福島さん

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 長崎大学文教キャンパス(長崎市文教町)で11月27日、夢の事業を10分間でプレゼンテーションする「ドリームプラン・プレゼンテーション ナガサキ2016(以下、ドリプラ長崎)」が開催される。

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 主催するNPO法人ナガサキ・ドリームプロジェクトは「笑顔と感謝と情熱あふれる街を目指して」を理念に掲げ、「夢が形になることで積極的に夢に挑戦する街」「大人たちが夢を語ることで子どもたちが希望を持てる街」「夢を応援しあうことで相互支援の輪が広がる街」という3つのビジョンを描く。

 プレゼンターは「支援会」と呼ばれる勉強会を通じて、数カ月間かけて映像と音楽を駆使した10分間のプレゼン動画を制作する。同イベントではプレゼンターが一人ずつ演壇に立ち、動画を上映しながら事業に懸ける夢を観客に語り掛ける。

 今年のプレゼンターは伊藤弘和さん、岩素子さん、福島肇さん、森達暉さんの4人。

 「放課後デイサービス」代表の伊藤さんは、自身の障がいと向きあいながら生きづらかった過去の体験を赤裸々に告白。発達障がいの若者たちを「本当の自立」に導くため、「個性を伸ばし、認める社会を実現する事業」の実現に挑む。

 会社役員の岩さんは、真に社員を大切にするアットホームな会社を追求し、「スマイルホームカンパニー」と題して、社員を本当に幸せにする方法をプレゼンする。

 「長崎発!わくわくじゃがいもプロジェクト」を披露する福島さんは、長崎に点在する耕作放棄地を活用し、無農薬でも比較的容易に栽培できる「じゃがいも」を使って、長崎を名実ともに「日本一のじゃがいも王国」に押し上げることを目指す。

 西彼時津町で行政書士事務所を開業する森さんが掲げる事業は「人と農業との絆創生プロジェクト」。最年少プレゼンターでもある森さんは「グローバル化が叫ばれて久しいが、ローカルの躍動こそが原点」と力を込める。自身の強みを生かした社会貢献についてプレゼンを行う。

 13時開場。13時30分開演。前売り券は1,500円(当日=2,000円)。「チケットぴあ」ほか、ドリプラ長崎のホームページでも取り扱う。

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