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県立総合体育館でB1長崎ヴェルカ第4節・島根戦 ホームで接戦逃げ切る

試合終了間際のフリースローに臨むニック・パーキンズ選手

試合終了間際のフリースローに臨むニック・パーキンズ選手

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バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)長崎ヴェルカ(以下、長崎V)の第4節・島根スサノオマジック(以下、島根S)戦が10月25日、県立総合体育館(長崎市油木町)で行われ、77-73で勝利した。

連続得点を挙げ活躍したジャレル・ブラントリー選手がMVPに輝いた

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 長崎V初となる平日開催となった試合はB1リーグ5勝1負で並び連勝を重ねる島根Sとの1戦。満員の会場には過去最多となる4082人のブースターが観戦に駆けつけ、会場は試合前から熱気に包まれた。当日は乳がんの早期発見・治療を推進する「ピンクリボン運動」とコラボした「長崎ヴェルカピンクリボンデー」としてオリジナルTシャツを配布し、アリーナはピンク色に染まった。

 試合はティップオフ直後にボールを奪った長崎Vのエース・マット・ボンズ選手が先制点を決め、序盤から会場は大きく沸いた。先発初出場となった馬場雄大選手も直後に3ポイントシュートを立て続けに決め、堅い守りも見せた。ジャレル・ブラントリー選手も連続得点を挙げるなど第1クオーターでは23-11と島根Sを大きく引き離した。

 続く第2クオーターでは長崎Vのディフェンスを封じ込め、流れに乗った島根Sが猛烈な追い上げを見せた。1点差まで詰め寄られた長崎Vは、直後に3ポイントシュートを決めた馬場選手の活躍で再び勢いを取り戻し、突き離して42-36で前半戦を終えた。

 第3クオーターは序盤、島根Sの安藤誓哉選手が3ポイントシュートを決めるなど再び点差を詰められる場面もあった。長崎Vのニック・パーキンズ選手が8得点を挙げるなど奮闘。64-52で長崎Vがリードを守った。

 長崎Vのファウルが目立った最終クオーター。ブラントリー選手や森川正明選手が得点を重ねたものの、島根Sの安藤選手やニック・ケイ選手の粘りで徐々に点差を詰められた。ボンズ選手が個人ファウル5カウントを受け退場となった場面で島根Sが獲得したフリースローを決め、2点差に迫り、わずかな残り時間にアリーナからは「ハラハラさせられる」「あとちょっと、どうにか踏ん張って」などの声も聞かれた。声援が最高潮に達した終了間際。島根Sが同点弾を決めるかと思われた残り1.7秒の場面でファウルのホイッスルが響いた。判定の結果、長崎Vのパーキンズ選手が獲得した2本のフリースローを決め、直後に試合終了。長崎Vが77-73で逃げ切り勝利を収めた。

 長崎Vは6勝1敗とB1西地区リーグ3位をキープ。次戦は10月28日・29日にシーホース三河とのホーム戦を予定する。

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