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眼鏡橋一帯で「長崎夜市」-周辺イベントとも連携

長崎夜市でにぎわう眼鏡橋一帯(撮影=橋本剛さん)

長崎夜市でにぎわう眼鏡橋一帯(撮影=橋本剛さん)

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 江戸時代の「川まつり」の伝統を受け継ぐ「長崎夜市」が8月4日・5日と18日・19日の4日間、眼鏡橋(長崎市賑町)一帯で行われる。

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 1982(昭和57)年の長崎大水害後の復興と中島川流域のにぎわい創出を目的として5月に行われていた「中島川まつり」を2006年の長崎さるく博の際に「長崎夜市」としてリニューアル。今では夏の風物詩として市民に定着しているが、江戸時代には長崎町人たちが「川まつり」を行っており、その伝統が現代に続いている。会場となるのは中島川公園付近の魚市橋、眼鏡橋、袋橋エリア一帯。中島川周辺の各自治会から青年部有志が生ビール、角煮まんじゅう、空揚げ、焼きそば、綿菓子、ジャマイカのジャークチキンなどさまざまな屋台を出店。4日限定では昨年に続き、雑貨店「心風」が宮城県産品フェアを、長崎ソカイネットワークが岩手地酒試飲会を行い東北の復興を支援する。

 各日19時~21時は眼鏡橋横で音楽イベント。4日19時からは倍音カフェバー代表のシマカワコウヂさん、19時30分からちゃの子さん、20時からは映画「ペコロスの母に会いに行く」の原作者、ペコロス岡野こと岡野雄一さんがそれぞれライブを行い、20時30分からは人気イベントの銀屋町鯱(しゃち)太鼓演奏が祭り初日の最後を飾る。

 実行委員会の橋本剛さんは「今年は長崎大水害からちょうど30周年の節目。近隣のほおずきフェスタ(浜町、万屋町、鍛冶屋町)と賑町中央公園夏祭り(賑町、築町)とも日程が重なり、4日は3会場合同でスタンプラリーも行う。食べて飲んで歌を聴いて笑って楽しんでもらえたら、何よりの供養になる」と話す。

 開催時間は17時~21時。スケジュールなどはホームページで確認できる。

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