
校長先生の自宅の庭でとれたミントの葉
嗅覚の新たな顧客体験を提案するSCENTMATIC株式会社(代表取締役:栗栖俊治、本社:東京都、以下「セントマティック」)は、2026年7月9日(木)、香りから言葉を紡ぎ、自分だけの物語を創作する感性教育プログラム「香りの授業」を、長崎県壱岐市立盈科(えいか)小学校の6年生36名を対象に実施しました。
昨年末はインフルエンザによる学校閉鎖で開催中止に。島産ミントの香りでようやく実現
香りの授業は、既存の学校教育ではリーチできなかった嗅覚領域の可能性を拓く機会や、地域の香りを通じて故郷への愛着を深める学びとして、2021年より全国の教育機関と連携しながら開催を重ねてきました。
壱岐島での授業開催は今年で3度目。過去2回は志原小学校(金柑)、筒城小学校(花梨)で実施しており、盈科小学校では初開催でした。昨年末は学校閉鎖で授業が中止となったため、今回はリベンジ開催。壱岐の香りを探すなかで、島に自生するミントの香りを採用しました。「スースーする」「歯磨き粉」など、最初は既存のミントのイメージを口にしていた子どもたちも、「透明なウミガメ」「ミンミンゼミ」など、次第に自由な想像力が解放されていきました。

博多港から北西へ70km、玄界灘に浮かぶ壱岐島のシンボル、猿岩
■「香りの授業」プログラムの流れ

1.目を閉じて、香りだけに集中してみる
2.浮かんだ景色やイメージを自由に書き出す

3.メモの中から好きな言葉を選んで物語をつくる
4.メモの中から好きな言葉を選んで物語をつくる
「嗅覚」に特化した独自の教育プログラム ~東大共同研究に基づく新知見を活かして~
セントマティックは2020年より、嗅覚研究のトップランナーである東京大学 大学院農学生命科学研究科 東原和成研究室と共同研究を行ってきました。香りの授業は、本研究から得られた「嗅覚」と「脳活動」に関する新知見を活かした独自の教育プログラムです。
■東京大学大学院 東原研究室とセントマティックの共同研究について
https://scentmatic.co.jp/news/20240209
■「香りの授業」の開催実績 ~ 地域に紐づく香りを用いて ~
https://scentmatic.co.jp/kaorium/school
■「香りの授業」に参加した児童の感想(壱岐市立盈科小学校6年生)

ミントの香りから、「高級→ギラギラ→マツケンサンバ」の順で言葉やイメージが浮かびました。私が作ったのは、世界中の人が松平健さんの髪型になってサンバを踊り、松平さんがグラミー賞を受賞したという物語です。

香りをかいだら、不思議とセミの声が聞こえました。人間くらい長生きをするセミ界で、ツクツクボウシ、アブラゼミ、ミンミンゼミが、次の王座を争う鳴き声オーディションに参加!優勝したのはミンミンゼミでした。

見ない、触れない、香りだけに集中!
壱岐のいいところを教えてくれた児童たち
■壱岐市立盈科小学校 校長 山内 英治先生のコメント

授業当日、獲れたてのミントを調達いただきました
6年生とはいえ、ミントの香りは難しいかと心配しましたが、講師の先生の見事な導きで、生徒たちが伸び伸びと想像力を広げていく様子が印象的でした。「隣の子と違ってもいい」「感じたことが正解」というのは、とても大切なことですよね。東京から皆さんが来てくれて、子どもたち、私たち教員にとっても、非常に刺激的な1日になりました。
【SCENTMATIC株式会社】

セントマティックは、香りを言語化するAI「KAORIUM」で、新しい「香りの体験」を創る企業です。私たちが提供する「嗅覚のデジタライゼーション」は、人の感性に働きかけ、様々なビジネスシーンにおいて活用されています。KAORIUM は世界的なデザイン賞『A’ Design Award』でシルバー賞を受賞しました。また、東京大学大学院と「言葉による香りの感じ方への影響」について共同研究も行っております(※1)。
(※1)https://scentmatic.co.jp/news/20251119
代表者:代表取締役 栗栖 俊治
所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目22番7号 3階
URL:https://scentmatic.co.jp