長崎の中心市街地・浜町アーケード（長崎市浜町ほか）で10月18日、大人も子どもも仮装をして楽しむ「長崎キッズ・ハロウィンパーティー」が開かれる。

　同イベントは昨年、「コーロフィルム長崎店」（浜町、TEL 095-825-7466）が周辺の10店ほどと協力して「お菓子ラリー」を行ったことがきっかけ。「楽しかったからまた参加したい」という声や、ほかの店からも参加したいという声が多く寄せられたため、同店が浜町周辺の6商店街で作る「浜んまち六商会」などに協力を呼び掛けた。長崎市が推進する「まちなか賑わいづくり活動支援事業」の一環として開催される。

　12歳以下の子どもが参加できるが、参加申し込みはすでに定員に達しており、イベント当日にキャンセルが発生した場合のみ新たに申し込める。

　昨年に続いて行われる「お菓子ラリー」（12時～）は、およそ300人の仮装した子どもが参加するスタンプラリー。実際のハロウィンのように「トリック・オア・トリート」と子どもたちが掛け声を上げながら協力店を回遊してお菓子をもらう。掛け声の意味は「いたずらされるか、（自分たちを）おもてなしするか、どちらがいい？」というもの。ハロウィンの本場のアメリカでは、キャンディやクッキーなどのお菓子を用意して子どもたちを「おもてなし」するのが習慣だという。

　15時からは特設ステージで「仮装コンテスト」が行われる。事前に申し込んだ30組の親子や子どものグループが仮装の腕を競うもので、入賞者には各種賞品を用意する。16時からは「仮装パレード」が行われ、仮装した子どもと保護者が音楽とダンスに合わせてアーケード内を練り歩く。一行は文明堂観光通り店（浜町）前を出発してアーケード内を直進。セブンイレブン長崎万屋町店（万屋町）で折り返し、マクドナルド長崎浜町店（浜町）前で解散する。

　そのほかにも長崎県美術館（出島町）で開催中の「テオ・ヤンセン展」から「風をたべる巨大生物」がアーケード内を歩いたり、ハロウィンに関するアート作品を展示したり、仮装した姿を撮影する「ハロウィン写真館」なども行われる。詳しくはホームページで確認できる。