キヤノンは、2026年10月3日(土)から11月8日(日)まで、長崎歴史文化博物館において、秋期特別展「文化財未来継承プロジェクト 綴 TSUZURI -高精細複製品が語る美の世界-」を長崎歴史文化博物館およびNBC長崎放送と共同で開催します。展示される作品は、キヤノンと京都文化協会が共同で取り組む社会貢献活動「綴プロジェクト」の技術を用いて制作した、国内外の国宝・名宝の高精細複製品です。

日本古来の貴重な文化財は、作品の保護や保存の観点から公開期間が限られていたり、歴史的な経緯から海外に渡っている作品もあり、鑑賞できる機会が限られています。そこで、綴プロジェクトでは、キヤノンのイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技との融合により、オリジナルの文化財を忠実に再現した高精細複製品を制作し、広く公開することで、日本の文化財に親しむ機会を創出しています。本展では、2024年度に本プロジェクトが制作し長崎県に寄贈した「南蛮屏風」に加え、狩野永徳、俵屋宗達、伊藤若冲など日本美術の巨匠が描いた国内外の国宝・名宝の高精細複製品を、前期・後期合わせて23作品展示します。
会場では、オリジナルの文化財では難しいガラスケースの無い展示を行っており、写真撮影も可能です。また、「綴プロジェクトのすべて」と題した京都文化協会代表理事とキヤノン担当者によるトークショーや、キヤノンのインクジェットプリンターで印刷したはがきに金箔を模した「箔」を貼り、風神雷神のはがきを制作することができるワークショップなど、多彩なイベントを開催します。
普段はなかなか実物を見ることができない日本美術の傑作が、高精細複製品として長崎に集結する貴重な機会です。キヤノンの先進イメージング技術と京都伝統工芸の技の融合で実現した新たな鑑賞体験を、ぜひご堪能ください。
●会場:長崎歴史文化博物館(長崎市立山1-1-1)
●会期:2026年10月3日(土)~11月8日(日) *前期・後期で一部作品入れ替え
(前期:10月3日(土)~10月18日(日)、後期:10月20日(火)~11月8日(日))
●開館時間:9:00~18:00(最終入場は17:30まで)
●休館日:10月5日(月)、10月19日(月)、11月2日(月)
●観覧料:一般:1,000円(前売りは800円)、高校生以下:無料
●主催:長崎歴史文化博物館
●共催:NBC長崎放送、キヤノン株式会社、特定非営利活動法人 京都文化協会
●特別協賛:西海建設
●詳細:特設サイト
https://www.nmhc.jp/exhibition-post/exh_2026_03/
■ 狩野孝信や狩野内膳ら、南蛮屏風の名品が勢ぞろい!
●「南蛮屏風」高精細複製品
原本:クリーブランド美術館収蔵

●重要文化財「南蛮屏風」高精細複製品
原本:狩野内膳 筆、神戸市立博物館 所蔵

●重要文化財「唐船・南蛮船図屏風」高精細複製品
原本:狩野孝信 筆、九州国立博物館 所蔵
■ 俵屋宗達や狩野永徳などの名品の「美」を紹介
●国宝「風神雷神図屏風」高精細複製品
原本:俵屋宗達 筆、大本山建仁寺 所蔵

●国宝「唐獅子図屏風」高精細複製品(※)
原本:右隻:狩野永徳 筆 左隻:狩野常信 筆、皇居三の丸尚蔵館 収蔵

前期限定
●国宝「動植綵絵」高精細複製品(※) *30幅のうち、15幅を展示
原本:伊藤若冲 筆、皇居三の丸尚蔵館 収蔵

左:梅花群鶴図、中央:群鶏図、右:諸魚図
後期限定
●「樹花鳥獣図屏風」高精細複製品
原本:伊藤若冲 筆、静岡県立美術館 所蔵

※ 独立行政法人国立文化財機構とキヤノンによる「高精細複製品を用いた日本の文化財のための共同研究プロジェクト」により制作。
■トークショー「綴プロジェクトのすべて」
●日 時:2026年10月25日(日)
●開館時間:14:00~15:00(ギャラリートーク15:00~15:30)
●出 演:中山桜子(キヤノン株式会社 サステナビリティ推進本部 課長)
田辺幸次氏(特定非営利活動法人 京都文化協会 代表理事)
※参加無料ですがギャラリートークには本展チケットが必要です。
■ゲストギャラリートーク
●日 時:2026年10月3日(土)
●開館時間:14:00~15:00
●解 説:田辺幸次氏(特定非営利活動法人 京都文化協会 代表理事)
※参加無料ですが本展チケットが必要です。
■ワークショップ「箔を使って風神雷神のハガキを作ろう!」
●日 時:2026年10月4日(日)、18日(日)、11月3日(火・祝)
●開館時間:10:00~12:00、13:00~15:00
●参加費:500円
「綴プロジェクト」は、キヤノンと京都文化協会が2007年より共同で推進している社会貢献活動です。日本古来の貴重な文化財には、歴史の中で海外に渡った作品や国宝として大切に保管されている作品など、鑑賞の機会が限られているものが多くあります。「綴プロジェクト」では、キヤノンの入力、画像処理、出力に至るイメージング技術と、京都伝統工芸の匠(たくみ)の技との融合により、オリジナルの文化財を忠実に再現した高精細複製品を制作しています。制作した高精細複製品は、文化財にゆかりのある社寺や自治体、博物館などへ寄贈し、寄贈先での一般公開や学校教育の現場において、複製品ならではの鑑賞体験を通じて、多くの方々に日本の文化財に親しんでいただく機会を創出しております。これまでに、葛飾北斎や俵屋宗達、尾形光琳の作品など、60作品を超える高精細複製品を制作しました。キヤノンと京都文化協会は、綴プロジェクトを通して、多くの人々に文化財の魅力を伝え、日本の文化を継承することを目指しています。
詳細は、「綴プロジェクト」のホームページをご参照ください。
https://global.canon/ja/tsuzuri/