長崎県内の食を10カ月かけて県内全域でPRする「来てみんね！長崎 食KING王国」のキャンペーンが6月1日、始まった。 　

　期間中、県内8エリアでご当地グルメをメーンに食のキャンペーンをリレー方式で実施し、グルメスタンプラリーや県主催のコアイベント「オクトーバーフェストin長崎～食の祭典～」を、長崎会場（9月16日～25日）と佐世保会場（9月30日～10月10日）で行う。

　6月～9月は、諫早・大村エリアと壱岐エリアでキャンペーンを開催。諫早・大村エリアでは「長崎街道～ZEPPIN食対決」と題し、大村市の大村ずし・ご当地カレー、諫早市のうなぎ料理・鯨料理などをキャンペーン参加店でPRする。6月4日・5日は「花菖蒲まつり」と同時開催で「諫早・大村食フェスタin大村」を行う。壱岐エリアでは「壱岐うに物語！」と題し、「うにのぼっかけ（うに丼）」や「うにと壱岐牛のサラダずし」などのウニ料理を参加店でPR。以降、各エリアで順次キャンペーンを行う。

　9月から11月にかけては食の強化月間「ながさき食遊節」として、「オクトーバーフェスト」をはじめ、各市町・民間団体と協力し「長崎県ご当地自慢グルメフェア」「長崎食の博覧会IN浜んまち」「でじま食祭市＆BAR Dejima-ya」などの開催を予定。

　オクトーバーフェストでは、全国的に著名なシェフや地元シェフ4人から成る「ながさき麺教師」と連携して、五島うどん、島原そうめん、ド・ロさまパスタ、対馬孝行麺など長崎ならではの麺を素材に、新たなレシピを発表し、首都圏でPRする。

　同キャンペーンはマーケティングコンサルタントの西川りゅうじんさんを総合プロデューサーに迎え、県が昨年度より準備を進めていた。

　来年3月31日まで。