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長崎新地中華街近くに焼き小龍包店-中国人女性が祖国の味を

社長の和田さん(右)とスタッフの山城(左)さん

社長の和田さん(右)とスタッフの山城(左)さん

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 長崎新地中華街から浜町へ向かう通り沿いに7月12日、「長崎焼小龍包(ショウロンポウ)チャイデリカ」(長崎市銅座町、TEL 095-870-7443)がオープンした。

焼小龍包とタピオカアイスチャイ

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 コラーゲンスープがたっぷり詰まった上海発祥のローカルフード「焼き小龍包」をその場で楽しめるほか、テークアウトにも対応。サイドメニューとして、10種類の香辛料と3種類の唐辛子、2種類のナッツを調合した特製ラー油と黒酢が入った酸辣湯(サンラータン)麺や、北杏と南杏を使った本格的杏仁(あんにん)豆腐、夜のおつまみメニューとして、自家製腸詰め、よだれ鶏なども用意する。

 店内は白で統一し、ファストフード店をイメージした内装に。1階に厨房と注文カウンター、テーブル6席を配し、2階にテーブル16席、カウンター7席を用意。1階で注文後、トレイを持って2階席で飲食する。

 メニューは、焼き小龍包(4個330円、6個480円)、酸辣湯麺(390円)、自家製杏仁豆腐(200円)、タピオカアイスチャイ(280円)のほか、焼き小龍包ドリンクセット(4個450円、6個500円)、ランチセット(680円)も用意。ビールセット(焼き小龍包、生ビール、つまみ3品)は1,150円、テークアウトは焼き小龍包のみ。

 同店は今年2月の長崎ランタンフェスティバルに出店して長蛇の列ができたことで話題となった。同店のブログには、店舗オープンを待ち望む声が多く寄せられていた。

 社長の和田留維さんは、来日して10年となる中国ハルビン出身の中国人女性。17歳のときに初めて食べた焼き小龍包の味が忘れられず、たくさんの人に届けたいと考えて開店準備を進めていた。ランフェス出店時はテークアウト専門店での出店を考えていたが、ランフェスでの予想外の反響に後押しを受け、イートイン店舗としてのオープンにつながったという。

 「焼き小龍包は、学校帰りの学生のおやつ、家庭の夕飯のおかず、ビジネスマンのお酒のつまみなど、子どもから年配者までみんなで楽しめる手軽さがある。長崎の人に愛される味になるよう頑張る」と意気込む和田さん。

 営業時間は11時~21時30分(日曜・祝日は20時まで)。

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