長崎大丸「政どん」銅像移設先決まる-向かいの「梅月堂」へでっち奉公

大丸閉店後の動向が注目されていた政どん銅像

大丸閉店後の動向が注目されていた政どん銅像

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 長崎大丸(長崎市浜町)閉店後の動向が注目されていた「政どん」銅像が、同店向かいにある和洋菓子店 梅月堂本店前へ移設されることが決まった。

梅月堂のシースクリームを持った「政どん」のイラスト

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 銅像の取り扱いについて、長崎市民から「どうなるの?」「どこへ行くの?」「残してほしい」などの声が同店へ相次ぎ、ツイッター上では署名運動も提案されていた。

 移設先が梅月堂に決まった理由について、同店の林田尚之店長は「『政どん』は梅月堂のシースクリームが大好き」「シースクリームの香りが漂うところで役に立ちたい」「大丸の工事期間中、現場監督をする」「1927(昭和2)年に現在の場所に移転以来84年間浜町の歴史を見つめてきた」などを挙げる。

 移設に先立ち梅月堂では7月18日「政どんでっち奉公へ」と題したイベント始めた。梅月堂で特製シースクリームを特別価格(315円)で販売するほか、大丸のレシートを持参し梅月堂本店を利用した客(各日先着50人)へ「政どん」ボールペンを進呈する。

 梅月堂本店の営業時間は10時~20時。今月31日まで。

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