県立長崎図書館の「思い出」募集-創立100周年事業の一環で

原爆による被害を受ける前の長崎県立長崎図書館(現在地)の外観写真

原爆による被害を受ける前の長崎県立長崎図書館(現在地)の外観写真

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 長崎県立長崎図書館(長崎市立山1-1-51、TEL 095-826-5257)が2012年6月1日に100周年を迎えるにあたり、思い出の写真・エピソードを募集している。

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 同館創立100周年記念事業の一環として募集しているもので、集まった写真や
エピソードは記念式典時に同館で展示するほか記念誌への掲載を予定する。

 募集内容は、長崎県立長崎図書館が写っている写真など映像資料の複製物か原本、同館にまつわるエピソード。来館、郵送、Eメールにて提供を受け付ける。7月1日から募集しているが、現時点での応募数は1通のみだという。

 同館は1912(明治45)年6月1日に長崎市新橋町(現諏訪町)に開館し、1915(大正4)年に現在地に移転。1945(昭和20)年8月の原子爆弾投下により、本館庁舎西側が破壊されたが11月から書庫内で閲覧業務を再開。戦前から現在まで長崎の書庫として活用され続けてきた。

 同館総務課の吉田律子さんは「県立長崎図書館にまつわる皆さんのちょっとした思い出を気軽に教えてほしい。もしあれば、明治時代の写真が見つかることを期待している」と力を込める。

 応募方法などはホームページから確認できる。締め切りは12月25日。開館時間は9時30分~20時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。月曜休館。

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